JOMO CUP’98Jリーグドリームマッチ開かれる

 国立競技場でJOMO CUP’98Jリーグドリームマッチが開かれた。コンサドーレ札幌からは、バルデス選手がワールドドリームスの一員として出場。記者選出で、ワールドドリームスの選抜選手に選出されたバルデス選手は、FWとして前半から出場。前半13分、ジャパンドリームスのDF中西永輔選手(市原)の中途半端なバックパスをカット。ゴール前でフリーになって、大きなチャンスを作り出したが、切り返している間にDF井原正巳選手(横浜M)に体を寄せられ、クリアされてしまった。バルデス選手は前半で交代。記録上はシュート無しと、見せ場は少なかったが、Jリーグを代表するトップ選手達との競演は、貴重な経験になったようだ。
 試合の方は、お互い様子見の展開だった前半とうってかわって、後半になって激しく動く。ワールドドリームスのゴールを守るチラベルト選手(ベレス、特別招待選手)を向こうにまわし、シドニー五輪、2002年W杯を背負ってたつヤングジャパン勢が大活躍。奥大介選手(磐田)と小野伸二選手(浦和)のアシストで、柳沢敦選手(鹿島)がハットトリックを達成。ワールドドリームスの反撃をオリバ選手(清水)の1点におさえ、3-1でジャパンドリームスが快勝した。