コンサの天皇杯終わる、今季公式戦全日程が終了

 この日、ジェフ市原と天皇杯3回戦が市原臨海競技場で行われた。残念ながら、0-1で破れ、JFLのコンサドーレ札幌として最後の試合となった。市原のホームスタジアムで行われた試合、序盤は市原のペースですすみ、前半に中西(市原)のゴールで1点先制される。前半終了間際、江尻(市原)が退場し、人数的にコンサドーレが優位になるも、バルデス、マラドーナの両輪を欠くコンサドーレは、中盤をマスロバル(市原)に抑えられ、ゲームを支配することができない。後半ロスタイムのコーナーキックで、ディドのオーバーラップからのシュートが見られるも実らず。終了直前には、後藤が胸でトラップしたボールを市原ゴールに押し込んだが、残念ながらハンドで無効に。試合はこのまま終了し、昨年の清水エスパルスに続き、Jチームの壁に3回戦で阻まれた。
 三回戦には、JFL勢がコンサも含め、10チームが登場したが、東京ガスが名古屋グランパスを破った他は、全て、Jリーグの壁にはね返された。
 これで、コンサドーレの今季公式戦の全日程が終了した。天皇杯では嵐を呼べなかったが、ナビスコ杯の予選リーグ突破、そしてJFL優勝と、今年のコンサドーレの活躍はすばらしかった。来年は、コンサドーレのJリーグ元年。3/21、日本平スタジアムでの清水エスパルスとの開幕戦で、ついにJの舞台に立つ。