ナビスコ大活躍

気がつけば、前回独り言を書いてから、5カ月がすぎてしまいました。2年目のシーズン開幕まで、あと1週間です。昨年はシーズン終盤失速し、結局5位で終了し、残念ながらJ昇格はお預けとなりました。シーズンオフに展開したストーブリーグは激しいもので、半分以上のメンバーの顔ぶれが代わりました。でも、その甲斐あってか、3月に行われたナビスコカップでは大活躍。Jリーグ勢に記念すべき初勝利を上げただけでなく、なんと決勝トーナメントへの切符まで手に入れてしまいました。今シーズンの活躍を期待させます。
とは言え、カップ戦とJFLは違うもの。JFLの他チームだって、コンサ同様チーム強化に力を入れているわけだし、全員守備カウンター一発ねらいなんていう戦術で来られたら、勝てるなんて保証はありません。今季は、勝ち点制度が変更され、勝ち方の質が問われるようになっています。90分で勝つと一番良く勝ち点3、延長Vゴールでは2点、PK戦で勝っても1点しか勝ち点がもらえません。すなわち、優勝争いをするチームは、必然的に点を取りに行って90分で勝つことを目指すわけです。これが、全員守備カウンター一発ねらいの戦術を取るチームにはいいわけですね。強いチームがじっくり守って、負けない試合をされたら、下位チームは点を取ることは不可能ですが、攻撃にでてきてくれれば、その分守備に隙がでやすくなります。上位チームは攻めども攻めども点が取れなければ焦るわけで、より攻撃陣に人を集めるわけで、カウンターをくらった時に大きなけがをしやすくなります。この勝ち点制度がコンサにプラスに働くかマイナスに働くかは、シーズンが始まって見なければわかりません。
札幌に初めてプロサッカーチームができたということで盛り上がった昨年と違い、今年はクラブとしての質が問われる年となりそうです。チームの戦い方や強さに始まって、フロントの経営能力、経営戦略など、全てにわたって試されると思います。なにわともあれ、今年も熱いシーズン開幕迄1週間。さあ、NEXT J!!。