平岡宏章選手がアルビレオ新潟へ、後藤静臣選手が大分トリニティへ移籍

 旧東芝FC時代からの選手が次々とチームを去っていく中、また一人、札幌を去ることになった。社員選手の一斉解雇となった10/29に、只一人来季戦力として、北海道FCが交渉を続けていた後藤静臣選手である。この日、同選手の札幌からの退団と大分トリニティへの移籍が北海道FCから発表された。同選手は社員選手として今季22試合に出場した右サイドバック。福岡出身の後藤選手の九州でプレーしたいという希望と、大分側の交渉が合意に達したもの。
 またこの二日前、すでに戦力外通告を受けていた平岡宏章選手のアルビレオ新潟への移籍が明らかになった。清水から2年の予定でレンタル移籍してきた同選手だが、11/11にクラブ側から戦力外通告を受けていた。現役続行を望む同選手は新潟の入団テストを受けており、これに合格したもの。新潟は現在地域リーグのチームだが、Jリーグを目指して既に法人化されており、堅実にJへの道を歩んでいる。今度、JFLへの昇格をかけ、地域リーグ決勝大会へ出場することが決まっており、ここで新潟が2位以内にはいれば、来季はJFLである。平岡選手は早ければ、この決勝大会に出場する予定である。