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  • Subject: 憂い
  • From: コンサ道路
  • Date: 1999年7月05日 14:30:25

    いろいろと議論は有るんでしょうが、なんだかんだ云っても今の持ち駒をうまく使って勝たないと、チームの目標は果たせないと思います。
    「コータがいれば」とか、「コータを返して」とか云っても、もう将来の日本のサッカー界を背負ってたつ選手の一人としてプログラムされた以上、彼はいないものとして考えなければチームの将来はないと思います。
    オリンピックの一次予選を突破し、次の最終予選、A代表の若返り、最終予選を睨んだテストマッチ、それに伴う強化合宿など、もう今シーズンの彼のリーグ戦出場は物理的に無理なのではないでしょうか?
    ましてや、開催中のコパ・アメリカ。
    あれだけのものを見せつけられては、南米で修行したいと願っても仕方のないことでしょうし、彼自身の能力を向上させるため、武者修行なんてことも大有りだと思うのです。
    しかも、オリンピックの本戦出場の切符などを手にしたものなら、来年も同じような事態に陥り、たとえ今年の目標であるJ1復帰を果たしたとしても、また一年で元に戻ってしまうことが懸念されます。
    もちろんこれにかんしては、Jリーグ自体もスケジュール調整とか訳の分からないポイント性の導入とかで、救済のシステムを確立するでしょうが、どんなにあがいても勝たないことには話になりません。
    代表召集されれば2002年までの間、2000年のオリンピック、2001年のW杯プレマッチ、2002年の本大会など、毎年このような事態が発生することが容易に予測される以上、チームとしてのしっかりとしたビジョンとプランをファンに提示すべき時期にきているのではないでしょうか?
    W杯開催国として日本のサッカー界が総力を挙げてレベルアップを図ろうとしているだけに、事は今の吉原選手だけにとどまらず、第2第3の吉原がでないとも限りません。
    現A代表がコパ・アメリカで無惨な姿を晒した今、Jリーグの理念など吹き飛んでしまうほどの大改革・一大強化プラン的なものが起きてきそうな気がしてならないのは、私だけなのでしょうか・・・?


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