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Subject: Re: 今後の資金調達
From: カール
Date: 2001年10月27日 18:08:33
Reply-to: Re: 今後の資金調達 By スーパー銭湯

スーパー銭湯さんへ。

どうも私も少し感情的になりすぎてしまったところがありましたね。
その点はお許し下さい。署名活動などもされていてしかも
スポンサー様だったのですね。そういう経緯が逆に強い表現となって
現れていたのかもしれませんね。

: わたしは、株主ではありません。ですから、おしゃるとおり経営に口出しする
:資格は「株主総会」ではありません。補助金を願い署名活動をした一般市民として
:応援するクラブの一サポとして、経営への不信からカキコしましたが、それは
:ゆるされないことでしょうか。

サポーターとしてクラブに提案したり意見するのは良いと思いますよ。
でも、株主が決める事項である減資に口出しするのはいきすぎですね。
納税者として行政に圧力をかけて減資に追い込むよう努力したいと主張するなら
わかりますが。株主優待制度についても、どう感じられようとご自由ですが、
批判の筋がずれていると思います。このような優待制度を設けているHFCが
補助金を受けるに値するかと議論されるならわかりますが、補助金を受けている
のだから優待制度をどうにかしろというのはサポートシップスポンサーで
あっても株主以外の人から言われたくはありませんね。

:うーーん。コンサのサポの方は批判されるとクレーマー呼ばわりするんですか。
:そのように感じられたのなら、本意ではありませんので今後注意します。

昨年公募に応じてくれた方々がどのような思いで一口5万円ものお金を
出してくれたかということを考えるとき、あなたの書き込みには強い怒りを
感じてしまいました。私はね、去年目標以上の応募があったと分かって感激
したんですよ。過去の経験からせいぜい1億5千万と思ってましたからね。
おかげで持ち株会が筆頭株主の市民クラブになれたし、強化費も捻出できたし。
スタジアムでも感じますが、市民の間の連帯感や支援の気持ちをどうれだけ
感じたことか。ということで、行過ぎた表現になったことはお許しください。

:わたしは、補助金が気に入らないという理由で、苦情をいったつもりはありません。
:実質破綻状態の債務超過であり株主としての価値がないのに存在できている大きな
:理由のひとつが多額の融資や補助金だという事実は、無視できないということ、
:その状態の株主がもらっている優待券が、経営を圧迫しているのではないかという点を
:述べて、持株会の会員にその使用方法について疑問を呈したのですが。

:: その株主にもいろいろありますね。
:: 1)満員にならない試合を選び初心者をスタジアムに勧誘する営業まで行う株主
::   ー無給の営業マンは結構いますね。
::    この営業でコンサにはまった人も少なくないでしょう。
:: 2)寄付をして施設などから招待をする株主
::   ーコンサを通じて社会貢献にまで寄与できるなんて。
:: 3)招待券を特権として使う株主
::   −回収不可能な資金を提供してくれただけでありがたい。
:: それに株主になることによって、オーナーとしての意識からというと大げさですが、
:: チームへの思い入れがより強くなることにより、有形無形の形でコンサの営業成績
:: 改善への寄与してしまう人も少なからずいますね。後援会やファンクラブのように
:: 年会費を払わなければ縁が切れるのとは違ってHFCの続く限り株主ですからね。
:: 株主が優良顧客になることも含めれば、招待券の配布はプラスマイナス相殺して
:: 若干のマイナスが残る程度でしょう。

:以上の点は、株主に限らず、なさっている人はいますよ。私事ですが、サポート
:シップスポンサーとして、上記1,2をを大規模ではもちろんないですが、
:好きで勝手に自腹でやってます。株主なら、自分の利益にもなるのでしょうから、
:自慢できることでもないと思いますが。

株主以外にいろいろな形でコンサを支えてくださる方々を軽視するものでない
ことはお断りしておきましたよ。
招待券が経営を圧迫しているのではないかというので、無料であるという
減収効果だけではなく営業成績の向上にプラスの効果もあると言いたかったのです。
マイナスが残ると思っているならやめろとお思いになるかもしれませんが、
私は招待券を特典として掲げて公募したにも関わらすそれを裏切る形になる
マイナス効果の方が心配ですね。

:: それに株主になることによって、オーナーとしての意識からというと大げさですが、
:: チームへの思い入れがより強くなることにより、有形無形の形でコンサの営業成績
:: 改善への寄与してしまう人も少なからずいますね。後援会やファンクラブのように
:: 年会費を払わなければ縁が切れるのとは違ってHFCの続く限り株主ですからね。

:後援会やファンクラブとちがって、株主は一度出資金を払ったら会社が存続する
:限り(たとえ、多額の補助金がつぎ込まれ続けても)HFCから無料優待券を
:もらえますが、後援会やファンクラブは毎年お金を払わないといけないですから、
:とちらがHFCにとって金銭的にありがたいかは一概にはいえないのではないですか。

ファンクラブは優待や経費がかかるので金銭的にはありがたくないでしょうね。
後援会からの寄付が十分集まるなら営業外収入として赤字縮小に貢献できる分
ずっとありがたいでしょう。でも全然集まらないんですよ。それと、
私が言いたかったのは、株主の中には出来の悪い子供を持ったように感じる
人々もいるということです。子供のためにはついお金を使ってしまう、、、。

:さらに、地元住民から補助金以外にも、株主でもない人からも、有形無形の支援を
:受けている実質破綻している会社の株主が、優待券を批判されたくらいで、経営に
:クチ出すなということをおっしゃれるのですね。

株主でも出資以外に有形無形の支援をしている人はいっぱいいます。
株主の中でも招待券についての意見は分かれるでしょうね。
でも、株主の中に招待券を楽しみにしている人がいてどこが悪いか。
出資だけでもHFCに対する大きな貢献なわけで、外から口出しされたくは
ないということです。

:: チケットが即日完売するような試合でも使えるのが優待というもんでしょう。
:: 招待券利用者が溢れてしまったり、整理券引き換えにしたらあまって
:: 空席ができてしまうというのは改善すべき点ですけどね。
:: それから、「有料入場者で満員の試合には使えない」などとはどこにも書いて
:: いませんよ。入場者多数の場合は入場を制限する場合もあるとなっていて、
:: そのとおりに実行してるわけです。この点でHFCが非難されるいわれは
:: ないですね。いいがかりはやめて欲しい。
:改善すべき点があるとご自身も述べられている点について、どうしたらいいのかを、
:問うているのがわたしの問題提起なんですが。言われるように、「制限する場合が
:ある」と記載されているのだから、書いてあるとおり、制限したらいいのではないか、
:という意見なのですが。今、有料入場者より無料入場者を枠を設けてまでする、
:その理由は自分には分からないと主張しているのです。株主でなく、
:一般の有料入場者として、批判的にお聞きしたいのですが、これは、
:いいがかりになるのでしょうか。

改善すべきなのは設けている招待券枠まで招待券利用者が集まらないために
空席が生じてしまう点ですね。改善の方法については他のからの提案もありますし、
ここでは述べません。いいがかりといったのは「有料入場者で満員の試合には
使えない」という表現は似て非なるものだろうということです。
それから入場者多数であっても一定の人数という制限付きで使えることも優待の意味に
含まれますね。今は株主向けの優先購入権というのは設定されてませんしね。
人気カードでも株主様の枠はちゃんとご用意しておりますということです。
有料無料ではなく株主とファンクラブ会員のための枠と思えばよいでしょう。
収入の面でも極論すれば満員の試合で使えなくしても同じことになりますね。
つまり、満員の試合と満員でない試合の両方に行くとしてどちらで招待券を
使おうが収入は同じだということです。もちろん現実にはそうはならないのは
承知の上ですけどね。もうひとつの改善策として、株主限定先行発売という
優待制度に変更するのはひとつの考えだと思いますよ。ただし、持ち株会の中で
議論して既存株主の理解を得た上で変更するという手続きは慎重に踏んで欲しい
と思ってますけどね。

:わたしは、補助金がコンサに必要ないなどと、一言も言ってませんし、むしろ
:いまのままでもらい続けられるのか不安だから、疑問や批判をしているつもりです。
:これまでどうり主張して補助金をもらう立場なら、補助金をもらうことに、反対して
:いるならまだしも、賛成しているわたしの疑問に、株主でないならクチ出すなと
:おっしゃらずに、合理的な解決方法をどうお考えなのか、教えてもらえませんか。

何の合理的解決方法をお答えすればよいのでしょう?補助金をもらい続けられるか
不安があるのは確かですが、建前から言えば赤字だから補助金をもらっている
わけではないでしょ。ユース育成や地域サッカースクールが補助事業に値すると
認めてもらえれば良いわけですからね。実際には補助金の全額をそれらの事業に
まわしているわけではありませんから、当面は地域振興などその他の理由も含めて
補助金に見合う補助認定事業の理屈を主張しなければなりませんが、補助金の
是非は補助事業に値するかだけで判断してもらうというのが建前ですよね。
石水福社長が黒字になっても補助金を受けたいというのも、裏返せば補助金を
受けるに値することをHFCは行っているという主張ですよね。

:最後の方に、補助金に頼らずに経営できるようになる方が望ましいとのべているのは、
:どういうことでしょうか。やはり、まずいとお思いなのですか。じゃあ、そういう
:経営を望むように批判されることを甘受はできないのですか。

補助金を受けて行う事業というのは、ちゃんとやってあたりまえ。HFCの場合
どうなっているのか知りませんが、普通は受けた補助金に対する事業報告を
しなければいけませんし、事業の内容自体が補助金を受けることで制約される
という面があります。そして、補助事業の受益者の中には補助金を受けているのだから
やってもらってあたりまえ、むしろもっとこっちの希望どおりして欲しい、などと
考える人がいてもやむを得ません。補助金を頼らずに経営できるようになる方が
望ましいというのは、大企業などで自社の利益を社会還元しているのと同じ
発想です。コンサの場合は存在自体が社会貢献だと思っていますが、補助金を
受けずにさらに社会貢献できればもっとよいでしょう。それだけのことですよ。

:減資すると累積債務が消えます。そして、大口出資者が10億でも獲得できれば
:一気に債務超過が解消されます。なぜ、これがむちゃくちゃなんですか。
:HFCがちゃむちゃくちゃになるのではなく、これまでの株主が損することと、
:HFCとをおなじにしていませんか。株主が代わっても、地元からクラブが
:消滅せず、自立経営するならそれにこしたことがないのではないですか。
:10分の1になったとしても、それでコンサが存続できるなら、そちらを
:わたしは支持しますが。

無茶苦茶というのはいまさら例えば「石屋製菓スポーツクラブ」を望むのかという
ことです。現在の資本構成では持ち株会が筆頭株主になり市民クラブとしての
位置付けが明確に打ち出せるようになりました。石屋製菓さんや丸井今井さんなど
大口の出資企業もありますが、数多くの企業が出資して支える形になっています。
そして、北海道や札幌市に加え他の自治体から出資も受けています。
まさに北海道連合体ですね。何がうれしくてこのバランスを壊さなければ
ならないんですか?累積債務が解消しなくて配当をもらえないことは株主が
納得してれば何の問題もないでしょ。外からいわれる筋合いはないですね。
そりゃ債務超過は解消したいですよ。道・市からの貸付を返済するためにもね。
でもHFCをつぶすかどうかは債権者である道・市の意向次第なのだから、
HFCとしては何とか黒字経営を続けるよう努力するだけですよ。
そもそも減資したあと誰が資本提供するって思ってるんですか。あなたが
10億持っていてHFCをのっとりたいと思っているんですかね。
あなたの期待する別の投資家は新HFCで利益をあげて配当を期待する
投資家なんでしょうかね。私はそんなのはごめんこうむりますけど。

:批判を受けるのは赤字を出して補助金をもらわないと、サポから実質ゼロの株を買って
:もらわないとやっていけない経営体制を批判せず、批判する人間を批判する。
:わたしには、よく分かりません。

フェルナンデス監督じゃないですが、私はコンサを支える人も会社もんな
ファミリーだと思いたいんですよ。設立当初の経営陣はプロサッカーチームの
経営には未熟だったし、見通しも甘かったし、いろんな失敗もありました。
でもコンサにかける思いにはそこらのサポーター以上のものがあったでしょ。
今ではずっと改善されたし、OSCや持ち株会いろんなところでみんな
前向きに考えている。私は家族の一員をバッシングされたくないし、バッシング
されれば反発しますね。スーパー銭湯さんもファミリーの一員ですよね。
お前も家族を批判しているじゃないかといわれるかもしれませんが、
私はどら息子に家族の絆をさとしてやりたいという感覚ですね。

あなたの主張や意見は表現を改めれば前向きにとらえることもできるんですよ。
ただ、これまでHFCを支えてきた経営陣や株主、そして昨年の公募に応じて
下さった方々へのあまりの無理解が私の反論になっているんです。




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