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■2001J1_1stステージ【第6節】01/04/29 ガンバ大阪戦 函館千代台

文/コンサゴール販売促進部長・中村智嗣
写真/大熊洋一


試合前に行なわれたコンサU18−函館高校選抜の試合。これもおもしろかった。

よくここまで入ったなと思うほどのバックスタンド芝生席

コンサの勝利にわく観客席
space space  函館に行く10日ほど前にある事件が起きた。
 それは、「韋駄天和波智広」と書かれている巨大横断幕を譲渡しますという知らせだった。

 1月か2月頃に一度MLで募集を行いその後、道新スポーツ紙上で報じられたあの弾幕である。それが我が手に来る事になったわけだが、その時点で既にのぼりが9本あった私は嬉しい反面、「これは大変なものを引き継いでしまったと」思わざるを得なかった。
 3日後に実際に届き実物を見ると・・・
 でかかった。何しろサイズが横が10mで縦が2mもあるのだから。のぼりもそうだけどこれもどこにつけようか?と悩みながら当日の朝となってしまった。

 当日はサポーター仲間と2台のバスに分乗して早朝5時過ぎに札幌を出て10時過ぎには競技場着と言う予定だった。日程は予定通りに進み、車内ではビンゴゲーム・トトカルチョ(車内限定)などを行い賑やかな内に着いた。着いた時点でゴール裏は大変な混雑で「これは大変だな」と思った。いざ、入場しても横断幕・のぼりをセットできるのだろうかと・・・
 万が一のことを考えて前日にどうにかS指定席を用意していたので、「もしゴール裏が無理ならばこちらにしよう」と決めていた。いざ開場していってみると案の定、貼るスペースなどまったくなくて横断幕はメインのゴールよりの所でのぼりはメインのアウェイ寄りの所で落ち着いた。この作業のせいで朝食の定番である「必勝弁当」が買えなかった。仕方が無くお菓子でしのぐ羽目になってしまった。

 試合が始まった。序盤は中盤が作れず苦労しながらもサイド攻撃からチャンスを作り、相手のクリアミスから左コーナーキックを得て、一旦クリアされたものの再度奪い返してセンタリング。ゴール前をスルーして逆サイドにいる播戸の所へボールが流れる。そこをすかさずジャンピングボレーを打ちゴールネットを揺らした。
 その瞬間「おおー!!!」と言う大歓声と拍手・メガホンを叩く音が入り混じって聞こえるいつもの大音響が競技場を包み込んでいた。コンササポは当然総立ちだったが、大阪サポは凍り付いていた。「あいつに決められた・・・よりによってあいつに・・・」そんな気持ちだった事だろう。
 ちょうどその頃ゴールを決めた播戸はいつも通り岡田監督と抱き合うかと思ったが彼は意外な行動に出た。なんと彼は札幌のベンチに行かずG大阪ベンチの前に立ち止まり、左手を下から力強く突き上げてガッツポーズを見せた。その場所は席から見ると何か意図した所があるように見えてしかたが無かった。何しろその場所はG大阪・早野監督の目の前に思えたからだ。あのガッツポーズは「どうだ!早野!俺を出すとこうなるんじゃボケ!」と思っていたのではないかと持ってしまった。
 その瞬間、私は「もうこれで彼は大阪に帰れなくなったな」と思った。それくらいあのガッツポーズは衝撃的だった。その後も幾度と無く攻めて行ったが播戸のトラップミスでチャンスが消える場面があったり攻めこまれたりもしたがどうにか前半を終えた。

 後半になって自慢のバックラインに異変が起きたように見えた。あまりに下がりすぎたために中盤にスペースが生まれてしまい、そこにボールを放り込まれてしまい再三攻めこまれた。特に後半12分にガンバの稲本が投入されると動きが良くなった。G大阪は早いパス回しとサイド攻撃で再三脅かして行った。あわやゴールか!と冷や冷やする場面も後半の方が多かった。
 FW陣もしっかりマークされた事もあったがボールのキープがうまく行かず再三のチャンスをつぶして行った。TV観戦された方もきっと気が気で無かった事だろう。特にFWの播戸はトラップが下手な印象を持たせるくらい上手くなかった。もっと練習して上手くなってもらわなくては困るよ!播ちゃん。もっとも、G大阪の吉原も相変わらずボールを持ちすぎて失敗しているし進歩無いね。札幌にいた時と変わらないじゃん。
 後半札幌は、深川・黄川田の投入により守りを固めて逃げ切りを図る。特に深川は攻撃よりも守備で貢献していた。動き回って相手の攻撃の目をつぶして行った。DF陣もまずまずの動きだったが、田渕の動きの遅さが気に掛かった。みなさん、そんな気がしませんか?野々村がボールを出さないものだから上がりが遅いし今一つですよね?
 そんな苦しい中でも守り抜き1―0で辛勝。GW3連戦の緒戦を飾る事ができた。昨年J2リーグ戦をはじめてこの函館で闘いM山形に0−2で完敗していただけに特に函館のサポーターの方にとっては雪辱の勝利であったと思う。せっかく誘致したのに負けてしまっては申し訳無いと思っていたことだろう。それだけに喜びもひとしおだろうと思う。
 それはわれわれも同じで知り合いのサポーター仲間を見つけては堅い握手を交わすシーンがあちこちで見かけられた。そんなシーンが多く見られたら我らコンサドーレサポーターそしてチームは上位へ進出して台風の目になる事だろう。

どうにか勝ってめでたしめでたし。(^0^)


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