| (最終更新日:11/17/02) | ||
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| J1寸評 | 第10節:やっぱりチャンプ磐田 | |
| 01.10.20 | 札幌1−2磐田 in 札幌厚別 | |
前節J1でのクラブ連勝記録を4に更新したコンサドーレは、その記録を伸ばすべく、“超”がつく強敵磐田を厚別に迎えた。
試合の方は、そのチャンプ磐田に中盤を支配されるも、その中盤勝負に持ち込まずシンプルな勝負を仕掛ける札幌。しかし前半ロスタイムに中山に4試合連続ゴールを決められ0−1。さらに後半31分に決められ0−2。チャンスは何度かつかむもののフィニッシュが決まらず、じりじりと差を開かれる展開。それでも、終了間際、セットプレーからビジュが頭で決めて、1点差までには追いついた。が、ここで時間切れ。残念ながら1−2で1stと同じスコアで負けた(1stは延長Vゴール負けでしたけど)。
J1、J2に所属するチームでコンサが公式戦(リーグ、ナビスコ、天皇杯)で一度も勝ったことのないチームは、この磐田のみだったのだが、その勝利もおあずけとなった(対戦試合がないため横浜FCをのぞく)。またこの日のビジュの1点で、コンサドーレ札幌のクラブとしてのJ1(旧Jリーグを含む)での得点は99点になった。記念すべき100点目を誰が決めるのか、HFCはプレゼント付きのクイズを募集している。是非とも次節名古屋戦で達成してほしいものである。
さて今節は、首位磐田、二位鹿島の二強は順当勝ちし、順位は変わらず。清水が順位を上げて3位と、しぶとくついてきているがその勝ち点差は7。市原、F東京、名古屋、横浜とそれに続くチームが軒並み負け、残り5試合ということを見ると、2nd優勝争いは二強に絞られたと言っていいだろう。
そして降格争いの年間順位の方はというと、最下位C大阪は横浜にVゴール勝ちしたが、この時点ではすでに焼け石に水。ただこの勝利は、ブービーで横浜を追っかける、東京Vにとってはありがたい勝利であったことも事実。
その残り一枠を巡る争いの方は、東京Vが広島に快勝してわからなくなった。これで、東京Vは年間勝ち点20。二試合分の勝ち点差6内に、浦和26、広島25、横浜25の3チームがいる。ちなみに逃げる3チームの中では、浦和の調子が2ndステージで一番悪い。2ndは3節に1勝したのみ、その後5連敗。最近は二節つづけて引き分けと二勝目の勝ち星がなぜか遠い。そのため、2ndの順位は15位に沈んでいる。他のチームは、勝ったり負けたりと不安定ながら勝ち星を積み上げているだけに、浦和の流れの悪さが目に付く。
今節の勝利で、逆転するには試合数で3必要な27にのばした福岡も、実は残り試合がすべて上位チームということで、次節の成績次第ではこの争いに巻き込まれることになる。いづれにしても次節東京Vが連勝するようなことがあって、逃げるグループの中で負けたチームは非常に厳しい展開に巻き込まれる。福岡戦の寸評で言ったように差が2というのは、得点でも試合数でも同じで、次の展開次第で“精神的な優位さ”が逆転しやすい一番危険な差。その東京Vは実力は申し分なし、性格に難のある元ブラジル代表、諸刃の剣エジムンドを移籍締切(24日)直前の今、緊急獲得。そのエジムンドは、次節から合流。ビッグネームなだけに、この移籍の与える精神的効果・影響は、東京Vだけで無く、逃げるチームにも当然プレッシャーをかける。とにかく次節は、この5チームに注目。今年も大きなドラマが待っているのかも?。
ただいまのコンサドーレ札幌の年間順位は9。残留決定までのマジックは今節札幌負け、東京V勝ちでかわらず、勝ち点にして3のまま。次節アウェイで名古屋とは平日ナイターで。勝って自らの手で残留を決めたい。
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| J1寸評 | 第9節:J1でのクラブ連勝記録更新 | |
| 01.10.17 | 札幌4−2広島 in 札幌厚別 | |
4連敗で始まった2ndも、その後引き分けはさんで3連勝。この日、勝てば星が五分に戻る。今季、唯一の厚別ナイター(ドームはいつでも照明をつけているんで24時間ナイターですけど)。
試合は、前節欠場したウイルとビジュが復活。そのウイルと播戸のツートップが大暴れ。まず播戸が先制点を決めると、ウイルが追加点。2−0のまま後半へ。PKなどで2−2に追いつかれるも、その直後、ウイルが決めて3−2、さらに播戸が締めて4−2で勝利。チームの勢いを感じされる追いつかれてからの展開だった。
この日の勝利でJ1でのクラブ連勝記録を4に更新した。そして、2ndステージの星勘定を4勝4敗1分けの五分に戻した。また、この日の試合で、佐藤洋平選手がトップリーグであるJ1リーグ(旧Jリーグを含む)で100試合出場を達成した。
今節は、首位磐田がF東京を、同勝ち点の2位鹿島がC大阪を下し、二強が抜け出してしまった。三位市原との差は、勝ち点で5。札幌の2nd順位は10位のまま。下位チームでは、神戸が2引き分けを挟んで5連敗中。浦和−福岡戦は引き分けでともに連敗脱出ならず。浦和は5連敗中、福岡は2連敗中。
降格争いは、C大阪は連勝ならず、年間順位16。東京Vは清水にVゴール負けし、引き分け挟んで3連敗、年間順位15のまま。
今節を終了してコンサの15位以上が決定した。残り試合で年間順位最下位のC大阪が札幌を抜くことは不可能。ただいまのコンサドーレ札幌の年間順位は9。残留決定までのマジックは札幌勝ち、東京V負けで一挙に6減って、勝ち点にして3。次節は、現在首位の磐田を厚別に迎える。
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| J1寸評 | 第8節:当面の敵を直接下して大事な勝ち点3 | |
| 01.10.13 | 札幌1−0東京V in 東京スタ | |
引き分け挟んで2連勝と、いい状態で東京スタジアムに乗り込んだ札幌。残留を決めるためにも、今日の対戦相手東京Vはなんとしてもたたいておかなくてはいけない。現在年間順位15位の東京V、このチームにかわされない限り、札幌はJ1残留が決まる。今日の試合は引き分けでも十分、勝利が手に入ればこの上もない、といった位置づけの試合となった。
年間順位こそ下位に沈んでいるものの、2ndでの順位はここまで札幌より上。戦い方のチームカラーも伝統的に上手な(うまい)サッカーのヴェルディ。ここ最近はそれが勝負強さに結びついていないところが、低迷の原因の一つなのだが。そんな東京が試合を支配する。対する札幌はウイルとビジュが累積警告でこの日の試合は出場停止。でも、そんな札幌が勝負強さを見せる。前半6分、左サイドから切れ込んだアダウトが技あり(トリッキーなという意味じゃないですよ)のシュートをたたき込む。ゴールに向かってのまっすぐのドリブルから、まったく左足を振り上げず、ドリブルのタッチと同じように、いきなりトゥーキックで振り抜いた。これはキーパーが一番タイミングの取りにくいシュートで、見事GK本並の脇の下を抜いていった。
画像で見ただけだけど、“見事”の一言につきる。当然、蹴る前に足を後ろに大きく振り上げた方が、威力のあるボールは蹴れる。反面、GKには今から蹴るぞと宣言しているようなもので、シュートを放つ前からGKにわかってしまい、タイミングを合わせられやすい欠点も併せ持つ。ところが、このアダウトのようなシュートは、蹴られるまでシュートであることがわからない。ゴールに向かってドリブルしているとき、走りながら足先でボールをドリブルでちょこっと前に出すように突っつく振りをして、いきなり振り抜く。当然そのときはゴールに向かって走っているわけで、その運動エネルギーをうまくボールに乗っけて勢いをつける。威力は大きく振りかぶるシュートに比べ無いから、コースはきちんとつかなくてはいけないし、結構難しい。ドリブルや切れ込むのが好きだったエメルソンも、この手のシュートを結構放っていたように記憶する。いやあ、ホント見事なシュートだった。
さて、札幌はこの虎の子の1点を守りきり、1−0で勝利。試合内容が試合結果に反映しない試合だった様だけど、長いシーズン、それは良い方にでることもあるといった試合だったのかも。とにかく、残留を決めるための当面の敵である東京V(年間順位15位であるため)を直接対決で下し、大きな勝ち点3を手にれた。
今節注目は、首位決戦となった磐田−鹿島戦。鹿島を2−0で下した磐田が、得失点差でかわし、鹿島を首位から引きずりおろした。C大阪がG大阪との大阪ダービーを制し、2ndの初日をだし、連敗を7でストップ。このまま上昇気運にのれるかどうか。ブービーの東京Vは札幌に負けて年間順位変わらず。札幌はこの日の勝利で4チームをかわし、2nd順位を一気に10位まであげた。浦和が横浜に負けて5連敗。
今節の勝利で、コンサの年間勝ち点は30となった。当初、下位に鹿島、横浜、東京Vなどの名門チームが沈んでいただけに、J1残留のボーダーが大きくあがるものと見られていたが、ここに来て例年と同じくらいかやや高、やはり今年も勝ち点30がJ1残留の目安となってきている。その30点の大台にたどり着いた。残り試合7。岡田監督の年間勝ち点39というシーズン目標もいよいよ見えてきた。
ただいまのコンサドーレ札幌の年間順位は9。残留決定までのマジックは勝ち点にして9(対象チームは年間順位15位の東京V)。
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| J1寸評 | 第7節:ウイル初ハットトリック、これまでのうっぷんを晴らす大勝利 | |
| 01.09.29 | 札幌5−2神戸 in 札幌厚別 | |
2nd開幕からの4連敗でどよ〜んとした空気だった、札幌も清水戦のVゴール勝ちから、木漏れ日うっすらさしだした感がある。そんな流れの中で、神戸を厚別に迎えた。
試合は神戸の岡野にキックオフ直後、先制点を決められた所から幕を開ける。前半29分ウイルのPKで追いつくと、あとは収穫祭。後半に入って、12分山瀬、17分ウイル、21分播戸、33分ウイルと一気にゴールを奪って、5−1の大量リード。試合終了間際に1点を返されるも結局5−2で快勝した。ウイルはこの試合ハットトリック。ウイル自身初のハットトリックだそうだ。また、この5点という得点はJ1リーグでのクラブ新記録(これまでは3点が最高、JFLやJ2も含めると6点が最高)。
さて今節は、鹿島7連勝で首位のまま、磐田が勝ち点3差のままぴったり二位につける。C大阪は7連敗。東京Vは柏と引き分け。コンサの2ndの順位は14位で変わらじ。
ただいまのコンサドーレ札幌の年間順位は勝ち点27で9位。今節の勝利で11位から順位を上げた。ブービー東京Vとの年間順位での勝ち点差は10。次節はその東京Vと、東京スタジアムに乗り込んでの試合。
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| J1寸評 | 第6節:9人で手にした大事な勝ち点1 | |
| 01.09.22 | G大阪0−0札幌(引き分け) in 万博 | |
前節強敵清水を相手に連敗ストップを果たした札幌。初日さえ出れば、あとは連勝を目指すのみ。コンサは万博に乗り込んだ。
連勝をもくろんだ札幌だったが、試合は予定通りに進まない。後半20分に、アダウトがイエロー二枚目で退場すると、34分には大森が同じく二枚目で退場。点こそ入っていなかったが、コンサは9人で戦う羽目に。当然のごとく、G大阪の猛攻にあう。それでも、それから延長も含めた40分間、亀のように守り、時には反撃してゴールだけは守りきった。長いシーズン時に不運に見回れることもあるが、そんな試合でも勝ち点1をとれたことは流れが上向いたきた証拠かも。逆にG大阪にして見れば、完全に取りこぼした試合といえる。
さて今節は、首位鹿島は浦和を下しがっちりキープ。二位三位争いとなった名古屋−磐田戦は、磐田が名古屋を引き吊りおろし、順位が逆転。四位五位決戦のF東京−市原戦は引き分けで順位変わらず。札幌は、貴重な勝ち点1を加え、浦和を得失点差でかわして2nd14位に順位を上げた。
降格争いの方は、C大阪が6連敗。東京Vは当面のライバル福岡に破れ年間15位のまま。横浜が広島に破れ、3連勝のあとの3連敗。浦和は鹿島に破れ勝ち点3のまま。1stの成績がほぼ同じだった浦和と札幌は、年間順位でも同じ位置にいる。その下にいた、横浜、東京V、広島、福岡などが2ndに入って地道に勝ち点を積み上げてきているので、その差が無くなってきて、札幌も首筋が寒くなってきた。ただいまのコンサドーレ札幌の年間順位は11。
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| J1寸評 | 第5節:2ndステージ初勝利は初物づくし | |
| 01.09.15 | 札幌3−2清水(Vゴール) in 札幌ドーム | |
2ndステージ開幕も出だしで躓いて4連敗。J1の壁にぶち当たってしまったコンサドーレは、清水を札幌ドームに迎えての試合。早く2ndステージの初日がほしいコンサドーレにとって、清水は強敵。清水に限らず磐田を含めた静岡県J1勢には、公式戦でまだこれまで1勝もしたことがない。惜しいところまでいっているのだけれど。今季1stステージの磐田戦、ロスタイムまでリードしていた。三年前の雨の厚別で行われた清水戦もロスタイムまでリードしていた。でも結局Vゴール負け。延長までが最高で引き分けもない。
試合の方は、その清水にキックオフ早々に先制点を許すも、後半4分アダウト、34分ウイルと逆転に成功。しかしながら、ロスタイムにまたも追いつかれ、延長戦へ。まさに三年前の雨中の厚別での清水戦と同じ。でも、今度決めたの札幌。延長前半14分、モンテディオ山形からシーズン途中に獲得した堀井が抜け出してVゴールを決めた。はじける札幌ドーム。堀井はこの日がJ1初出場、もちろんJ1初ゴール。札幌ドームにとっては、コンサの初勝利。コンサにとっては、2ndステージ初勝利。いろいろ初のついた試合で、連敗を4で止めた。厚別の最初の勝利もVゴールだっただけに(1996年JFL鳥栖戦)、札幌ドーム神話の新たな始まりかも。でもここまでほんと長かったね。
さて今節は、札幌は清水勝ったけれども順位の変動なし2nd15位のまま。全体に波乱の少ない。5節。トップを快走する鹿島は眼下の3位市原を寄り切って開幕5連勝。市原はこれで順位を5位に落とした。二位名古屋は変わらないものの、3位の磐田、4位のF東京がじりじりとあがってきて、上位を伺う気配。一方、降格争いの方は、C大阪は全く上昇の兆し見えない5連敗。2nd開幕3連勝で当面の降格危機から抜け出した感のある横浜と東京Vの一戦は、東京Vが勝利を収め、一人だけ先に行くのは許さん、といった感じ。マリノスは、3連勝の後2連敗。最下位はほぼ決まった感のあるものの、ブービーの位置がまだまだ予断を許さない降格争い。
札幌は次節G大阪と。
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| J1寸評 | 第4節:厚別でも勝てず | |
| 01.09.08 | 札幌3−4福岡(Vゴール) in 札幌厚別 | |
2ndステージ開幕三連敗で迎えた福岡戦。久しぶりの厚別での試合。ここでなら何とかしてくれるというサポの祈りを受けて試合は始まった。試合の方は先制点、前半終了間際の追加点で2−0で後半に突入。後半15分に2−1と追い上げられるも、ウイルのこの日2点目で3−1と再び突き放し、連敗脱出が見えてきた終盤、35分に3−2と追い上げられると、ロスタイムに同点に追いつかれてしまった。延長にVゴールを決められ、二試合連続のVゴール負け。
負けた瞬間、サッカーで一番危ないスコアは早い段階で2−0となったとき、という格言を思い出していた。キックオフ直後はすべてのゲームが、0−0からスタート。当然両チームの気合いが入っている。どちらかのチームが点を決めれば、1−0。でもまだたった1点差。逃げる方も、追いかける方も勝負はまだまだ、といった感じで、誰も勝負が決まったとは思ったりしない。これが何かの拍子に2−0となった時、追いかける方は“やられた、すごいまずい”と思うのは当然として、逃げる方はほっと一息つくことが多い(見るからにほっとする訳でなく、精神的に余裕がちょっとでてくるといった感)。1点とられれてもまだリードが続くからだが、実はこの点差は、次の点がどちらに入るかで、試合展開が大きく変わる点差でもある。追加点が決まればそのまま勝利が決まることが多いが、追っかけている方が1点でも決めると、“あと1点”ということで俄然モチベーションがあがる。このモチベーションは、選手達に疲れを忘れさせ、良いプレーを出させたりもする。追いかけられる方は、それまで試合を計算通りにすすめ、まだ勝っているにもかかわらず“まずい”と思うわけで、精神的な優位さが、得点差を反映していない状況になる。えてしてこういった状況の時、逆転負けを食らったりすることが多い。追いかける方が、“点を決めるしかない”と一致団結して攻めて来るのに対し、逃げる方は“守りきろう”という守る考えと、“もう1点決めてさらに突き放そう”という攻める考えがでてくる。これを天秤に掛けながら試合を続けなければいけないという難しい状態で試合運びをしなくてはいけなくなり、選手間で意思が統一できないと、攻撃陣と守備陣がバラバラの状態になって、自滅したりする。
というわけで、サッカーで一番危ないスコアは、0−0でもなく、1−0でもなく、2−0で勝っているとき、点差ほどの差が試合を決定づけるほどあるわけでなく、次の得点がどちらに入るかで試合の流れが一番大きく動く可能性を秘めた得点差というのが2−0、この格言の意味だったような。
でもこの日のコンサ、そういった余裕があったわけではないようだ。2−0で勝っていても、なぜかしらえもしれぬ不安の方が大きかったようだから、やっぱり連敗中ていうのが大きかったのかも。“早く楽になりたい”という思いを持って、試合するときは、たいていうまくいかない。
さて今節は、鹿島、名古屋、市原、磐田、柏の上位陣がすべて順当勝ち。札幌とともに初日のでないC大阪はこの日も柏に負けて、同じく4連敗。1stの貯金が全くない年間最下位にいるだけに、2ndでの巻き返しを期していたのであろうが、今だのその気配なし。ブービーの東京Vも磐田に負けて順位変わらず。次節札幌は、今節横浜に完勝した清水を札幌ドームに迎えての試合となる。
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| J1寸評 | 第3節:今季二度目の三連敗 | |
| 01.08.25 | 横浜FM3−2札幌(Vゴール) in 横浜国際 | |
2ndステージ開幕も出だしで躓いて二連敗。だんだん1stステージでの貯金を使い果たしつつあるコンサドーレ。この日はその連敗を止めるべくアウェイ横浜国際に乗り込んでの横浜マリノス戦となった。この試合に臨むコンサは、2nd怪我で欠場中のキャプテン野々村はこの日も欠場だったが、前節欠場の名塚と森下が復帰。伊藤がひさしぶりに控えに入っている。
試合の方は、連敗脱出に燃えるコンサドーレの得点王をひた走るウイルの先制FKで幕をあける。この前半26分のFKで先制したコンサドーレだったが、34分横浜の新外国人ブリットに決められ振り出しに。前半終了間際森下負傷で今野と交代。後半にはいると、20分再びブリットに決められ逆転される。ここで、左サイド和波に変わってトップに曽田を投入し3トップに。さらに播戸を伊藤にかえて横浜を追撃。後半ロスタイム、大森のセンタリングを曽田が頭で落とし伊藤がゴール!、でついに追いついた。伊藤は今期リーグ戦初ゴール。コンサにとっても絶体絶命からロスタイムに追いついた初の展開。しかしながら延長後半2分横浜新外国人トリオの片割れナザに決められ、万事休す。連敗脱出は次節に持ち越しとなった。
残念ながら負けてしまった試合だったが、試合状況をネットでおっかけつつ、実は一人「すごいよ、すごいよ、コンサドーレ」と騒いでいた。というのも、試合前、頭の中でコンサの選手をどう組み合わせてみてもコンサが勝つ要素が見あたらなかったからだ。
横浜は今期唯一見たチームだったが(札幌でのドーム開幕戦)、あの試合1試合に横浜が1st停滞した主原因がはっきりでていた。代表クラスの選手を多くかかえながら、下位に沈んだのは横浜のツートップの力不足に他ならない。自分の個人技でシュートまで持っていっているのならまだしも、スルーパスなどでお膳立てしてくれた状況で、しかもフリーの状況で、あれだけチャンスがありながらぽこぽこはずしているようでは力不足といわれても仕方がない。ようするに最終ラインから中盤、ゴール前までのビルトアップは、横浜の場合、すでにしっかりできているのである。最後のつめの段階だけしくじって負け続けていたのが1st。すなわちツートップの選手が1.3倍くらい上手であれば、中の上くらい、1.5倍くらい上手なら上位を争っていたはずで、それ以外はてこ入れする必要がない(数字は個人的な感覚度)。そんな状況の横浜にあって、2ndから指揮を執る新監督は就任に当たって、推薦する新外国人の獲得を条件にあげていた。そりゃそうだろう、素人がみてもわかる具合の原因なんだから。で、つれてきた選手が3人であるのだが、注目のFWのブリット。入ってくる情報、入ってくる情報、“どうも当たりみたいだ!”とかいうものばっかり。助っ人がきたときは、期待値も含まれて評価されたりするので、その分は引いて聞かなくてはいけないのだが、1.3倍は最低でもあるらしいということはわかった。“こりゃ、横浜死角がなくなったじゃないだろうか”。
対するコンサはというと、キャプテン野々村が長期欠場。DFラインの真ん中でがんばる名塚が怪我を持ちつつの状態。アウミールは解雇。と、それに替わる選手で開幕時のベストのレベルを維持するので精一杯。連戦連勝で波に乗っているときならまだしも、とにかく早く1勝をあげて流れを変えたいコンサには、この状況はなかなか厳しい。岡田監督がどういった布陣と戦術でくるのかは非常に興味があった。で、そういった状態で、後半ロスタイムに追いついたので、コンサのがんばりに感嘆していたというわけだ。
結局最後はVゴールを決められ負けてしまったのだが、負けたら終わりの勝ち抜きトーナメントでなく、負け続けたとしても、最後の1試合まで集中力きらさず、15試合を戦い抜かなくてはならないリーグ戦。戦う選手だけでなく、応援するサポにもそれ相応の精神力を要求すると行った典型的な例になりつつあるが、残りはまだ12試合もある。
今節他会場の結果は省略。
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| J1寸評 | 第2節:ドームで大敗 | |
| 01.08.18 | 札幌2−5F東京 in 札幌ドーム | |
5月に厚別で鹿島に勝って以来調子のあがらないコンサドーレは2nd開幕戦を落とし、連敗を避けるべくホーム札幌ドームにFC東京を迎えた。新設された札幌ドームでの2試合目となったこの日の試合。最初の試合で横浜M相手に引き分けているだけに、是非とも初勝利を見たくてドームに駆けつけたサポは3万3千人。2nd開幕直前にけがでリタイア、前節開幕戦を欠場したキャプテン野々村はこの日も欠場。加えて前の試合後名塚がリタイアし、前節赤紙退場した森下は出場停止。前節欠場したウイルが戻ってきれくれたのが唯一の好材料となったこの試合。新人今野をDFラインの要、リベロの位置に起用した布陣で試合に臨むことになった。
試合は開始早々4分、山瀬がペナルティエリアで倒されPKを獲得。これを復帰したばかりのウイルが決めて、コンサ先制。流れが戻ってきたかに思えたが、この後これでもかというぐらいコンサに不幸がふりかかる。まず、前半10分に左サイドからのアーリークロスを森がクリアし損ねてゴールに押し流しこんでしまいオウンゴールを献上。さらに27分、右サイドからのセンタリングを和波がクリアし損ねて胸でゴールに押し込んでしまい連続のオウンゴールで逆転され。さらにさらに前半終了間際には、微妙な判定ながら大森がハンドをとられPKまで献上。前半はコンサの選手しか活躍していないのに、なぜかスコアは1−3。
気を取りなおした後半2分、開始早々にウイルのFKがきまり1点差に追いつくも、その後、アマラオ、三浦文にゴールを決められ、結局2−5で敗れた。5失点は1stの清水戦以来の大失点。守備陣形が全く機能せず、F東京にいいようにやられたのが敗因。怪我した選手が戻ってこないようだと、今後のコンサは厳しい。
さて、こんだけ大敗すると書くことがいっぱいでてきて、何から書いていいのか困ってしまうのですが、ドームとコンサの相性について雑感を。ドームで勝てないんで、厚別神話みたいなものがあるだけにドームのせいで負けた様な話もちらほらでていますが、たぶん違うと思います。1stの最終順位が8位なので、連敗した2ndに入ってとりわけ調子の悪くなったように見えていますが、それもたぶん違うと思います。コンサは厚別開幕戦のあった鹿島戦と負けた磐田戦の頃をピークにチーム力が下降しだして、1stの終盤からコンサはすでに息切れ状態、最後の一息がでず試合に勝ちきれなくなってきています。ホームの試合を見てみると厚別の鹿島戦後一度も勝てていません。強いといわれる厚別でも2分1敗で白星なし、続くドームで1分1敗。結局アウェイ福岡で1勝したのみで、今節の試合も含めて8試合で1勝したのみです。こう考えると、ドームだから負けていると理由づけるよりは、チーム力が落ちてきたか、他のチームの力が上がってきていて、コンサが勝てなくなってきたためと考える方がリーズナブル。
また守備陣が“一瞬の隙をつかれた”とかではなくて“崩壊”して負けるときはこんなもの。とりわけコンサの場合、DFだけの一本のラインで守っているわけではなくて、リベロのいるフラットスリーを形成する3人のDFと、その前の2人のボランチが形成する台形の5人が相互にからみあって守っているため、これが機能せずバラバラになってしまっては、いくら堅守だといわれても絵に描いた餅のようなもの。実際の試合を見てないんで、戦術面のコメントは的はずれになるやもしれないんで、これぐらいにして、やはり真ん中の二人が同時に抜ける様な状態は非常に苦しいのがコンサ。“崩壊”した理由はわかっていても、けがによる離脱となるとどうしようもないからたちが悪い。
さて、今節他会場の結果はというと、はっきりいってリーグ全体が荒れてきています。まず日程の関係でこの2節から登場した静岡の2チーム、候補磐田と清水がG大阪と鹿島に負けて共に黒星スタート。磐田は今季初めての黒星。また2nd対抗馬の筆頭、市原が広島に0−2で完敗。年間順位ブービーの東京Vと横浜Mが浦和と柏にそれぞれ勝って、いよいよ名門の逆襲が始まるかといった気配。横浜は補強した新外国人が機能して息を吹き返した感じなのに対し、V東京はこの日の勝利がきっかけになるかといったところ。最下位のC大阪は、この日も福岡に0−4で負けて上昇気配全くなし、福岡に7試合ぶりの勝ち星をプレゼント。神戸が名古屋に勝って2連勝、同じく2連勝した広島と並んで2nd1位2位の位置にいる。年間順位で下位に沈む2チームが、ワンツーを決めているところが、2ndステージ荒れそうな気配を十分感じさせています。三位に鹿島で、シーズン最後につじつまをあわせてくる伝統は健在のよう。コンサは、2連敗で2nd15位まで落ちた。年間順位も12位まで落ちたけれど、当初の目的は10位。ということは、シーズン中は5位くらいから15位あたりを上がったり下がったりするもんじゃないかと思うんですが、いかがなもんでしょうか。
そして次節、下り調子の札幌はアウェイ横浜国際に乗り込んで最近上り調子の横浜Mと。新外国人が当たりだと言う話も聞く横浜に分がありそうな次の試合。でも、こういった上り調子のチームに勝ったりすると、これをきっかけにこちらのチーム状態が上向いてきたりするから、シーズンを戦うリーグ戦はおもしろい。面子もそろわず、相変わらず厳しい札幌だけれども、足りないんだったら、12番目の選手だけでなく13番目でも14番目でも15番目でも16番目でも・・・・足りない選手の分は全部補うぞ、といった気概のあるコンササポでありたい。
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| J1寸評 | 第1節:J1リーグ再開!! | |
| 01.08.11 | 鹿島2−1札幌 in カシマ | |
3週間のインターバルを挟み、J1リーグの2ndステージがスタート。リーグは、再び戦いの場に舞台を移した。1stステージと同様、アウェイでの開幕戦となったコンサドーレ札幌は、W杯向けに改築され今季リニューアルオープンしたカシマスタジアムにて鹿島アントラーズとの試合に挑んだ。
けが人続出で主将野々村と得点王ウイルを欠く札幌は、秋田と中田を出場停止で欠く鹿島と互角の展開を見せる。鹿島の新外国人DFアウグストにゴール正面からFKを決められ先制されるも、鹿島の誇る代表FWコンビ、柳沢、鈴木には仕事をさせず。逆に後半に入って和波がカウンターから、自慢の俊足を生かした長いドリブルで切り込み、そのままゴール。同点に追いついた。しかしながら、試合の流れを決める追加点は鹿島の方に入り、札幌はこれをひっくり返すことができず、試合終了。1−2で黒星でのスタートとなった。
今節開幕戦は、全国7つの会場で試合が行われた。磐田が中止になった世界クラブ選手権に本来この時期に出場していたはずだったため、清水−磐田の試合のみ9/1にスケジュールが組まれている。
2ndステージの序盤の見所は、リスタートしたリーグ戦の各チームの戦いぶりにある。1stで監督交代したクラブが4、誰もがチームの柱と認めていた選手が移籍・引退で抜けたチームが3、選手補強したチームが多数。これらのチームの戦いぶりがまずはの見所。そして新監督の手腕と補強選手の活躍ぶりも当然含まれている。今節札幌は鹿島の新DFアウグストにFKを直接決められたが、こういったびっくり箱的な活躍がみられるのもシーズン序盤の見所。その選手をよく知らない序盤は対策の練りようがなく、こういったシーンが他の試合でもよく見られる。節が進むにつれ、各チームが対策を練ってくるので、尻窄みに終わることも多いのだが、序盤では有効だ。スタ−トダッシュを決める要因の一つではある。とりわけ飛び道具を持っている選手は、活躍の度合いが大きい。札幌はこれに見事にはまってしまった。(逆に1st序盤は、札幌の戦いぶり自体を知らないチームに対して札幌がアドバンテージを発揮していたのだけれども)
そしてステージ通じての見所の一つは優勝争い。磐田が、独走した1stステージのようにこのまま2ndも突っ走って初の両ステージ制覇の年間完全優勝を果たすのか。それとも巻き返しを虎視眈々と狙うその他の優勝候補のチーム達が意地を見せるのか。活躍を期待されながら沈んだチームや選手達ははたして再び浮かび上がってくるのか?。
そしてもう一つの見所であり、一番の見所といえば、例年以上に激しくなりそうな残留争いの方。順位表が全体に下の方へシフトしてしまっている今年、下位チームの勝ち点差がそれほどない。また、名門チームが沈んでしまっているのも、今年の特徴。最終節15節が終了したときに笑っているチームは、そして泣いているチームはどこだろうか。コンサは1st8位とはいえ、ブービーまで勝ち点で10、わずか4試合分のアドバンテージしかなく、これは開幕連敗が続けば、あっという間に食いつぶしてしまう程度の差だ。
そういった視点から見ると、まず優勝争いのほう。磐田、清水は今節お休みなので除外しておいて、1st二位市原はV東京に鮮やかに逆転勝ち、1stの勢いはまだまだ健在で、初優勝の可能性もあながちないともいえない。開幕戦に先立ち同じ週の水曜に行われたナビスコカップでは、磐田との対戦で引き分けに終わっているのも見逃せない。大黒柱の抜けた両チーム、名古屋−G大阪の試合は名古屋に軍配が上がり、監督交代で2ndに初優勝をかける柏はF東京にドロー。試合巧者でシーズンの終わりにはきっちり帳尻を合わせてくる鹿島は札幌を下し、昨年の再現をねらうといった案配。
逆に下位争いの方は、1st最下位のV東京はねらい通り先制点をあげるも、退場者を出し自滅、市原に逆転負けした。ブービーの横浜Mは福岡に延長勝ちし、上昇気配がただよう。横浜Mはもともとタレントが豊富ななだけに、一端上昇の気運にのればこんな順位に沈んでいるチームではないのだが(ただし主力のけがなどない限り)。1stの13位14位決戦となったC大阪−広島戦は、6−2で広島が爆勝。C大阪は課題の守備の悪さが相変わらずのまま。現状では、C大阪と東京Vはかなり先行きが危ない。C大阪はてこ入れした守備強化が全く機能しておらず、対戦相手の順位を鑑みるに完全に尻に火がついた。一方、V東京は市原相手なので、何ともいえないところだが、最下位から上昇するきっかけというか気運が一向に感じられない。選手層とか戦いぶりをみるといいところまではいっているのだが、いつもあと一歩。へたをすると、そのままシーズンが終わってしまいそうに見える。
札幌にしても、開幕戦を勝利で飾り勢いに乗って躍進した1stと逆に、開幕黒星でスタートとなった2nd。スコアもちょうど逆なら、試合展開も同じような逆となった。これが2ndの前途を暗示するのかどうかは不明だが、いずれにしても厳しいステージになるのは衆目の一致するところ。とにかく勝ち点を地道に積み上げていかなくてはならない。さて、その札幌は次節、FC東京を札幌ドームに迎えての一戦。まだ勝ち星を挙げていないドームでの白星が早くほしいところ。シーズン終盤のクライマックスに向けて再始動したリーグは、泣いても笑っても残り半分。
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