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観戦記1998シーズン

98.09.19
「鹿島アントラーズ戦」


「中原 裕之さんの観戦記」

『一歩前進の敗北があってもいいと思います。。。。』

      鹿島アントラーズvsコンサドーレ札幌

      9月19日(土)カシマスタジアム 19:00キックオフ

 はじめまして。
 私は東京・板橋に住んでいます中原裕之と申します。観戦記たるもの書くのは某メーリングリストに載せた昨年の江戸川の東京ガス戦以来で、慣れないものですがよろしくお願いします。

 実はセカンドステージのコンサドーレを見るのは初めて。したがって、DF中心に変わった戦術を見るのも初めて。守って守って、そしてカウンターの戦術は各方面で意見が出されている。インターネットの掲示板でも、”なんでこんな単純でつまんない戦術を使うのだ!”とか、”現状のコンサドーレの状態を考えれば仕方ない”とか。。。
 私は実は今の戦術が大好きである。他のスポーツでいえば、古くはつい最近引退したアントニオ猪木のプロレスのような(=攻められて攻められて、最後に延髄ぎりで勝つような感じ)、ラグビーで言えば、慶応大学のひたむきな、そしてこれでもか、これでもかのタックル、タックルの連続。(いわゆる魂のラグビーというやつですね)この両方とも私は大好きであります。さて、この試合でも鹿への延髄ぎりは決まるでしょうか??

この日のスタメンは。。。。


 前節の試合でボランチの太田がけがで出場できず、代わりに木山が出場。
 また、吉原は今日もベンチ。私はこのカウンター戦術で太田と吉原は絶対外せないと思っているのでその点が心配点ではある。

 ちなみに前節の悲劇的な試合を引きづるかどうかの観点で私はこの試合を見ていないことを最初に断っておく。なんせ、私自身清水戦はリアルタイムで見てませんので。。。。。(無責任でごめん)

 私は、コンサドーレサポーターズ席の最後方席にて観戦した。

 試合は、最初はどっちもどっち。コンサドーレ、アントラーズとも何をどうしたいのかわからない感じ。アントラーズは縦にほうり込みなんか始めてしまう始末。(まさかほうり込みをするなんて思わなかった。)もっと攻められる覚悟で来たのに、拍子抜け。。。しかし、コンサドーレだって特に目立ったことをしたわけではない。攻撃でよかったのは20分のバウテルを起点にマラドーナ→深川シュートぐらい。しかし決まらず。カウンター戦法は少ないチャンス決めなきゃないらないんだ!深川!(ごめんなさい、深川くん。でも今の戦法は数少ないチャンスで決めないといけないんだよ!)
 その後、アントラーズがやっとエンジンがかかり始める。コンサドーレのディフェンスラインも振られ始める。しかし、この日は大野の動きが良かった。彼が幾度とピンチを救ってくれた。
 そして38分、1回目の延髄ぎりが決まる。バルデスの個人技で1点先取。よお〜し!行け!
 しかし、その喜びもつかのまだった。。。その直後、なんだかわからないうちに長谷川にいわゆるコンサドーレ側から見て”疑惑”のゴールが決まってしまう。ラインをまたいだかどうか???実はこれは私から見て入ったように見えた。。。しかし線審がライン際にいなかったのに、どうしてゴールなんて断言できるのだろうか???これが、強いチームにありうる”鹿島ゴール”なんだろうか?
#昔、”王ボール”なんてものも存在していたからなあ。。。=実際はストライクでもボールにされてしまうこと。
#後日、このシーンは北海道フットボールクラブがJリーグに提訴することとなるが。。。

 まあ、ゴールと言ったらゴール。次です。(審判の位置には。。。だが)そのまま前半終了する。

 後半、確かに鹿島は攻めている。でも、攻め幕っている印象はない。後半5〜10分は鹿島がいいところまでいって、最後に長谷川がふかすとのパターン。鹿島ファンの会話を耳にする。
「どっちもどっちの展開だね。あははは。。。。」
でも、その言葉に余裕が感じられる。どうせ鹿島が勝つのさ!と。こんちくしょう。今に真っ青にさせてやる!
 しかし、その鹿島ファンの余裕は現実となる。後半15分、少しの隙から鹿島・真中がヘッドで勝ち越し。近くのおやじがニタニタしやがる!この野郎。
 その直後に札幌は深川→有馬に交代。有馬の動きがいい。札幌の攻撃にもリズムが出てきた。いいぞ!さらに後半20分あたりから、鹿島の動きが明らかに落ちてきている。正直、この時点で初めて鹿島に勝つというのが見えてきた。。。が、やはり強い鹿島であった。後半31分あれだけふかし続けた長谷川がヘッド、ゴール。ああ〜。札幌の選手たちに落胆の色が。。。
 いつもなら、このまま試合終了。鹿島アントラーズは強かった、おしまい!であるが、今日は違った。直後吉原が交代に入ってから、攻撃のリズムは良くなる一方。さきも書いたが鹿島はやはり疲れている。そして後半39分 バルデスが今日2点目のヘッドで1点差。今日2発目の延髄ぎりだ。札幌サポーターも盛り上がる。
攻撃のエンジンはもっと良くなるが。。。。鹿島が守りきり、試合終了。

鹿島 3−2 札幌

 3−1のままだったら、またかとうんざりする敗戦だった。しかし、最後の得点と最後のがんばりで、今までの鹿島との試合を考えれば、この試合は一歩前進した試合としたい。そう考えた試合だった。帰りの車のなか、友人が「悔しい。勝ちたかった」と言っていた。鹿島相手にそこまで言えるのはそれはそれで一歩前進である。鹿島アントラーズに対しては来年、厚別でリベンジをすればいい、それだけである。鹿には延髄ぎり2発だけでは、フォールできないようだ。ウエスタンラリアート1発のほうがいいのでしょうか???

 シュート数 アントラーズ28本、コンサドーレ6本。守備を崩されたシーンはあったにせよ。そんなに打たれたとは思わなかった。本当にシュート28本もうたれていたのであろうか???
#参考 セカンドステージ コンサドーレの記録

 なんとシュート率25%以上なのだ!(その代わり被シュート 110本以上だけど^^;;;)

最後に鹿島スタジアムの様子

 なんか厚別の応援にどうこうなんて掲示板や各種いろんな意見が出ていますが、それを書いている人は応援に対して期待が大きすぎるのではと思ってしまう今日このごろであります。鹿島のゴール裏は以前より元気ないし、すごいとも思わない。(他の平均的なチームよりは確かにすごいが。。)メイン、バックはゴールが決まった時しか声援がないし。。
 それより、私は今年の厚別は7月29日の試合しか行っていませんが、ゴール裏も一生懸命応援していたし、メイン、バックからのメガフォンの音と自発的に起こるコールは、相手に威圧するに十分な応援だったと思っている。

 競技場全体の応援では、Jリーグで全体からあんなに発する応援はそうそうないよ 。

なんか、清水のファンは”札幌さんの応援なんとかしてください!”なんて言っていたらしいけど、余計なお世話です!(あんたに言われたくない!)清水は清水の応援ですばらしいけど、札幌は札幌の応援ですばらしいと思う。(それより、他チームさんから応援どうこうは言われたくないね。)
 札幌の応援へどうこういう前に、もっと札幌の応援に誇りを持ってはいかがでしょうか?
 何か物足りないなら、メイン、バック、ゴール裏でも自発的に”コンサドーレコール”でもしてはいかがでしょうか?きっとまわりもついていきますよ。不満だったら、自発的な行動をして下さいということです。

 厚別の札幌の応援の雰囲気が私は大好きな人間なので、一言書いてしまいました。
 ほんとにメインスタンド(私はそこでしか見ていない)から見て最高です。厚別の 雰囲気は!

(以上記事:中原 裕之さん)








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