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観戦記1997シーズン

97.08.31
「ブランメル仙台戦」


『二上英樹の観戦記』

 前節甲府とのアウェイの試合を落とし、コンサドーレもいよいよ下位チームに星を取りこぼし始めた今日このごろ。石につまづくことは、時々は許せるけれど連続してやってはいけない。そう、今日は、絶対負けられない試合なのです。連敗はいけません。次節、等々力での川崎F戦が控えているだけに、今日の試合は大事でした。
 今日の札幌市は晴れ、少し暑いぐらいの気候でした。この日の試合、日曜日での試合ということで、家族連れが多かったというのが特徴でした。おかげで、前売りの売れゆきが絶好調。SS指定、S自由席は八月始めの段階で前売りが完売。前売りチケットは1万枚ははけたとか。当日券がでたA自由席とゴール裏芝自由席も、試合開始30分ぐらい前に売り切れ。おかげで、入場者数は15318人で、最高記録を更新。前売りを買って来ていない人もいるだろうけど、厚別にはこれくらいはいると満杯になるんだというのがわかりました(あと、2〜3千人は無理すれば押し込めそうでしたが)。

 札幌の先発は以下の通り。前節甲府のときと先発は一緒。フォーメーションの方は3-5-2で、従来どうり。戦術面での変更は無いようです。 控えには、新村、鳥居塚、黄川田、古川、森の五人。

 試合の方は、ほぼ定刻の1時に開始。そして、いきなりコンサの先制パンチ。前半1分、ゴール正面から、前線のバルデスにロビングパスがきれいに繋がり、キーパーと一対一。バルデス、これをループシュートで決めて、1-0、コンサ先制。前節、得点を一点も入れられなかったコンサ攻撃陣。今日は気合いが入っていそう。その後、試合は、ややコンサペースながらも、五分五分ですすみます。そして前半38分。右ニアポストに走り込むバルデスにきれいにスルーパスが繋がります。バルデス、これをシュートせず、逆サイドに走り込んでくるマラドーナに切り返しのパスを出そうとします。ところがこのボールが仙台DFのドバイッチにあたり、コースを変えられたボールはキーパーの手を越えて、ゴールに吸い込まれてしまう。何と、オウンゴールで2-0(公式記録では、バルデスのゴール)。この後、43分。ゴール前にほうり込まれたボールをクリアしようとして、冨樫とディドが激突。2人ともピッチに倒れ込んでしまう。ディドは、右頬骨をうち、腫れているのがわかる。冨樫はピッチに倒れたとき首や背中を打ったようで動けない。1分くらい治療に要したが、なんとか2人は立ち上がり、試合再開。試合の方は、このまま前半終了。

 今日のコンサ、時々危ない場面があるも比較的安定している。攻撃陣からして動きが速く、ボールに対する寄せが早い。常に数的優位を作り、プレーしているので、安心してみていられた。後半に入って、試合のペースはコンサ優位になる。圧倒的ではないが、仙台ゴール前に攻め込むこと多数。そして後半32分。左サイドを切れ込んだ山橋から、中のバルデスへパス。バルデスDFを軽くかわし、ミドルレンジから豪快なシュート。ゴール左隅につきささり、3-0。試合の行方は決りました。しかし、試合の方は、このままで終わらない。34分、今度は村田が相手選手との接触プレーで、ピッチに倒れ込む。軽い脳振盪を起こしているようで、もうろうとしたかんじ。この時、FW山橋が新村と交代。そして、前半の接触プレーでけがをしたディド、大事を取って、森と交代。厚別初登場。ピッチの村田はプレーを続けていたが、自ら交代してくれのサイン。38分には、黄川田と交代。試合結果は快勝なれど、怪我人が多くでたのが気になるところ。
 コンサの選手は3人も代わるも、コンサペースは代わらず、新村のシュートや、黄川田のオーバーラップなどが見られた。後半40分には、後ろからのスルーパスにバルデスが抜け出し、キーパーをかわし、ゴール。今日もバルデス、ハットトリックかと、スタジアム中が盛上がったけれど、オフサイドの判定。森も、見せ場はなかったが無難にGKをこなし、試合終了。

 今日の試合は快勝でした。各選手の動きが良く、前線からプレスが効いていて、中盤も支配できていました。サイドからの攻撃も見られ、良かったと思います。ただ、それでも、DF陣は時々、致命的な場面になりましたし(たまたま仙台の選手が吹かしてくれた)、FW陣は、決めなくてはならないシーンで外している場面も見られました。ここら辺は、さらに修正しなければいけないと思います。
 冨樫、ディド、村田の怪我の状態がどれくらいなものか気になります。たいしたことなければ、と思います。次節、川崎F戦は、今シーズンの天王山になるゲームです。今日のようなゲームができれば快勝でしょうが、川崎F相手では思いどうりにはいかないでしょう。細かいミスをなくし、決めるべきときは決めないと勝機はないでしょう。アウェイの試合で、苦しい戦いになるとは思いますが、頑張って欲しいものです。

(以上記事:二上英樹)



ミニメガホン

この日は、デジタルツーカー北海道スペシャルデーとなっていて、入場者先着一万名に、ミニメガホンがプレゼントされました。コンサグッズのVメガホンに比べると、素材とかは同じですが、大きさが一回り小さいです。(モデル:OSC”コンサドーレ寄り”の、みどさん)

コンサドールズ

厚別の試合では、試合前にダンスドリルチーム”コンサドールズ”(赤色)のパフォーマンスがあります。この日は、デジタルツーカースペシャルデーということで、ツーカーガールズ(青色)も一緒に踊りました。

試合前の記念撮影

試合前の、両チームの記念撮影。この日、ホームゲーム動員数最高記録を更新した厚別競技場。コンサ側ゴール裏は満杯となりました。

コンサゴール前の攻防

仙台ボールのコーナーキックを、ヘッドでクリアするのは太田選手。

仙台ゴール前の攻防

札幌ボールのコーナーキック。仙台のGK伊藤と空中戦をせるのは、コンサの渡辺選手。

新村選手

この日、厚別初登場となった新村泰彦選手(背番号11)。得点はありませんでしたが、ポジショニングの良さは、見るものがありました。右端はバルデス選手。

森選手

この日、厚別だけでなく今季公式戦初登場となった森敦彦選手。ディド選手の負傷により、後半途中より出場。無難にGKをこなしていました。







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