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観戦記1996シーズン

96.09.15
「ヴィッセル神戸戦【第二十一節】」


「辺礼等さんの観戦記」

ども。辺礼等です。
まったく、見事なまでの惨敗。選手もベンチも前の試合、何をやって勝ったの かきれいさっぱり忘れてしまっていたようです。

 そりゃ、相手と同じ事をやれば個々の能力差が如実に現れるのは当然の帰結。 何であそこまで中央突破に拘るのか。唯一の得点が理想的なサイド攻撃から生 まれただけに余計にその感が強くなります。
 相手の早いパス回しに中盤のチェックが追いつかない。その上ゴール近くで ラウドルップやビッケルなどの危険人物にどフリーでボールを持たせる。 さらにゴール前のハイボールに対してはヘディングで競ろうともせずただ見て るだけ。
 いくら相手がスーパースターだからといって、やられ過ぎ。1人で駄目なら、 2〜3人で囲むとか、手はあるはず。あれだけ面白いように中央突破されたの ではDF・MF陣は何を言われても文句は言えないだろう。ペレイラの存在を 云々する以前の問題。
 ベンチワークにも問題があったのでは。相手がほとんどサイドアタックを仕 掛けてこないのに、中央一辺倒の攻撃を修正しようともせず、サイドアタック に必要な選手を投入しようともしなかった。あれだったら3バックにして村田 を左ウィングの位置に張らせておいても面白かったのでは。
 吉原の役割がいまいち見えてこなかった。加藤とはまた違うプレースタイル の持ち主である以上、彼と同じ働きを期待していたとは思えない。事実中盤に 下がってプレーする機会が多く、DFの裏を突く動きは全くと言っていいほど 見られなかった。一体どういう選手に育てるつもりなのだろうか。今のような 中途半端な使い方が彼の将来にいい影響をもたらすとは到底思えない。
 今に始まったことではないが、中盤の選手に致命的にキープ力が不足してい る。従って、ちょっと相手に詰められるとすぐボールを奪われカウンターを食 う。また、タメが作れないのでオーバーラップやポジションチェンジが待てず に蹴ってしまい、ボールを取られたり、不必要なバックパスをして陣形を整え られてしまう。早く蹴ればいい、という物でもないだろう。
 反対にGK茶木はボールを持ち過ぎる。今日も何回か危ない場面があった。 キーパーがキープ力をアピールしてどないすんねん。
 最後に収穫を一つ。今日右SBでプレーした渡辺は使えそう。特にヘディン グの高さは驚異的で、守備においてもセットプレーの際のターゲットとしても 十分戦力になるのではないかと思いました(事実、セットプレーの時などほと んど競り勝っていた)。
 来週は徳島戦。原点に帰って頑張ってほしいものです。では。

(記事提供:辺礼等さん)


「MOMOさんの観戦記」

試合開始時の布陣はこんな感じでした。

         加藤 キム
          木島
         後藤義   ヨゼフ
            パベル
    村田達 冨樫  後藤静  渡辺
                 茶木
 個人的には去年後半の3−5−2が好きだったんだけど、今年は4バックにこだわるみたいっすね。ペレイラ不在の時は3−5−2(実質的には5−3−2ってことだけど)にしてDFの枚数を厚くしてもいいんじゃないかなて気もするんですけどね。

 開始直後に相手DF裏に出したボールに加藤が走り込むって場面が早速あったんですけど、ヴィッセルの守備陣は足が速いんで追いつかれてしまう。JFL中・下位チームを相手にしてる時は完全にふっちぎっちゃうんだけどねえ。昨日を見る限り(等々力の富士通戦と町田の東ガス戦ではそうは感じなかったんだけど)ヴィッセルはスピード的にもJに近いのかなという印象ですね。

 というわけで、ヴィッセルのDF陣相手に加藤の突破はちょっと無理かなって思った瞬間に、早速失点。後藤キャップがパスミスしたボールを展開されて右サイドのラウドルップに、超どフリー状態のラウドルップがピンポイントでゴール前の永島のヘッドに合わせてボールはゴール右隅に。ラウドルップに対してもっともっとプレッシャーかけてれば、あそこまできれいなクロスは上げられなかったと思うんですけど。視界に入るだけでもコントロールミスを誘発することがあるんだし、あそこまでフリーにしちゃっちゃなぁ。永島のヘッドもペレイラがいたら弾き返してたと思うんですけど、それは言わない約束かな? (^^;

 前半ひでえなぁって思ったのは後藤キャップ。プレーが雑でパスミスは多いし、おまけにファールスローまで取られてるし (^^; 案の定前半終了後交代になってましたけど。加藤はあのDF陣相手だとちょっと厳しいっすね。2列目からよっぽどコントロールされたパスを出さない限り、突破というのは厳しいかと思いますし。現在のコンサドーレのミッドフィルダーにはそこまでのスキルを持った人はいないと思いますしね。来季はいっちょバルデラマでも獲りますか? (^^;

 2点目は前半34分。相手陣地でヴィッセルの選手が傷んでいて、そっちに気を取られているスキに永島がDFの裏にするりと抜けて(ラストパスはラウドルップだったのかな?)GK茶木を一対一。慌てた茶木は飛び出すか待つか迷ってしまって、体制崩れたところにゴール。あの慌てぶりはまさに「This is 茶木」って感じでした (^^; 大事な試合で絶対やるかと思ってたんだけど、やっぱりね (^^;;あそこは飛び出すべきだったと思う。

 前半は結局0−2だったんだけど、コンサドーレが押している時間は割と長かったんじゃないかと思います。後ろに座ってたヴィッセルファンの親子が「ずーっとあっちでやっててつまらないね」って言ってたくらいなので。コンサドーレにもそれなりにチャンスはあったと思うんだけど、決められず。決定的度率50%以上(何だそれは(笑))のチャンスの回数はコンサドーレの方が多かったと思うんですけどね。FWが絶好調時のアラン・シアラーだったら楽勝だったかもしれんぞ (^^; 気になったのは自陣での相手へのプレッシャーが非常に甘かったこと。特にゴール前ではもっとガチガチ行ってほしかったんですけど、その辺の不安はちゃんと結果としてあらわれちゃってますけどね。

 後半からは加藤、後藤キャップに代わって吉原コータと浅沼を投入。確か浅沼は左サイドに入ってました。コータは最初は前線にいたんだけど、気が付いたら2トップが木島と川合(後半22分頃にキムに代わって出場)になってて、コータはMFやってました。なぜか知らないけど昨日のコータは速かったですね。体感速度は加藤より速いんじゃないかって気がしてましたけど。

 「さあ、後半一気に逆転じゃ〜」って思ってたんだけど、後半早々ヴィッセルの細かいパスがつながり出して、いやな予感。予感は見事当たって3失点目。コンサドーレの選手がクリアしたボールがクリアミスで自陣のゴールラインの右の方へ。そのまま見送ってゴールキックかなと思ったら、ヴィッセルの選手が猛ダッシュでボールをキープ(反対サイドで誰だかわからなかったけど、あれは敵ながらあっぱれなプレーだと思いました)、そこから展開されてジアードがドカン (^^;

 コンサドーレ唯一の得点はその直後、左サイドの村田達の突破に木島が気合のヘッド。やっと入った得点って感じでしたね。

 4失点目は内藤がまたもやDFラインをするりとゴール右側に抜け出して、ついでに茶木もかわしてのゴール。まあ、シュマイケルとかシーマンとか川口なら止められたかもしれないけど、あくまでも茶木ですのでご勘弁を (^^;

 5点目はFKからのヘッド。その昔『神野を男にする会』というのを主宰してた関係上ちと複雑な心境だったが (^^; 久々の生神野ゴールでございました。ちなみに神野は昨年厚別でのマリノスvsサンフレッチェの時にゴール前でシュートを空振りしたFWです (^^; いやぁ、成長したなぁ (^^;;

 ゴール場面だけを列挙してると、押されまくってたような印象になっちゃうかもしれないんですけど、決してそんなことはなくて(ただし主観も大いに含まれてるけど (^^; )、コンサドーレの攻撃場面も結構あったと思います。全体的な印象としては、攻撃に気が行きすぎて、DFがスカスカのザル状態になって失点。川崎時代と試合の後味は似てたかな (^^; って感じですね。懐かしい負け方ってやつかな。個人的には大好きなサッカーなんですけどね (^^; でもやっぱり準加盟チームになったんだから、やっぱりもっと堅実に勝てるサッカーを目指した方がいいんじゃないかな。俺はどっちでもいいけど (^^;

 あと最後に、スーパーサブ・川合について。一時期の神通力はちょっと薄れ気味かなって感じですね。まあ化けの皮がはがれただけかもしれんけど (^^; あと、どうでもいいけど、髪切った方がいいんじゃないか(笑)。ムサクルシイゾ

 P.S. 負け試合は無駄なフェイスマークが多くなりますね (^^;;

(記事提供:MOMOさん)




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