ペナルティキック

意味

ペナルティキック(PK)のシーンは、サッカーを観戦していると、結構見る機会があります。PKは、ペナルティエリア内で、直接FKに相当する反則を守備側がおかしたときに、攻撃側に与えられます。

PKは、ペナルティエリア内にある、ペナルティキックマークにボールを置いて行われます。ここからゴールラインまで、11mです。

このPKをする際に、ゴールキーパー(GK)にはいくつかの制限事項があります。まず、GKはゴールライン上にいなければなりません。97年までは、GKはキッカーがボールを蹴るまで動く事は出来ませんでした。

97年から施行されたルールでは、ゴールライン上であれば、キッカーが蹴る前でも動いてもかまいません(サイドステップを踏んでフェイントをかけるなど)。但し前方方向に動く事は出来ないのは、以前と変わりません。

PKの際にGKのポジションをゴールライン上と決めているのは、もしもどこでも良いのなら、GKはボールに近い位置に立った方が有利だからです(止める可能性が高いということ)。PKもフリーキックの一つですから、相手選手はボールから9.15m以内には入れませんが、それでもゴールエリアまでは11mありますから、一歩でも近い位置が有利というのは、みんな知っていることです。

「でも、PKのシーンをよく見ていると、キッカーが蹴る前にGKが動いているように見える」というあなた、そのとおり。実際は、キッカーが蹴った後ではなく、キッカーが蹴る直前、走り込んできたキッカーがボールの横に軸足を踏み込もうとするあたりで動いているGKは結構います。

PKはキッカーに圧倒的に有利ですが、キッカーとGKの心理合戦のような所があり、GKはいろいろとやります。蹴る前にはどちらかに飛ぶぞと飛ぶぞとフェイントをかけたり、ゴール枠の中央ではなく少し偏った方にあえて立ったり、キッカーが走り込んできたときにいきなりステップを踏んだりフェイントをかけたり(右に一歩ステップを踏んで、左に飛んだりと)などなどです。このうち、横にステップを踏んだりするのはルール的に認めようというのが97年のルール改正でした。

以前は、とにかく動くこと自体がダメでしたから、けっこうやり直しとかを主審に命じられることが多かったです。ステップを踏むだけでもダメだったわけです。PKの際にGKが反則を犯した場合、ゴールが決まっていれば、アドバンテージルールによりゴールが認められますが、そうでなければ(はずした場合)やり直しが命じられます。横に動くのではなく前に動くのは、今でもダメですが、よく見ていると、前に一歩ふみだしているGKも結構いたります。


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