2017年J1リーグが終了

各地で9試合が同時開催され、2017年J1リーグ最終節が行われた。

北海道コンサドーレ札幌は、ホーム札幌ドームにてサガン鳥栖をむかえての試合。今季最終戦の札幌ドームには、27796人のサポーターが詰めかけた。

試合開始早々、ジェイ選手、都倉賢選手の得点で2点をリードするも、その後追いつかれてしまいこう着状態に。試合終了間際、セットプレーから横山知伸選手がヘッドでゴールをゲット。試合はそのまま終了し3-2で勝利した。

試合後は、恒例のホームゲームラストセレモニーが行われた。2001年シーズン以来、2度目のJ1残留が決まってることもあり、うれしいセレモニーとなった。

コンサドーレ札幌は天皇杯にすでに敗退しているため、今シーズンの公式戦はこの日で終了。オフに入る。

[コンサドーレのJ1リーグ2017シーズン成績]

11位/18チーム
12勝15敗7分(勝ち点43)
39得点47失点(得失点-8点)
クラブ内得点王:(10得点)ジェイ(J1リーグ9位)、(9得点)都倉賢(J1リーグ16位)
クラブ内最多出場ベスト5:福森晃斗(2929分)、クソンユン(2907分)、兵藤慎剛(2674分)、宮澤裕樹(2596分)、都倉賢(2432分)

2001年J1リーグ以来、2度目のJ1残留
2001年J1リーグ以来、3連勝。
11位は2001年以来の最高順位タイ(2度目)
勝ち点43はJ1での最高勝ち点


J1の最終成績は、川崎フロンターレが最終節に鹿島アントラーズをかわして初優勝を決めた。
ヴァンフォーレ甲府(16位)、アルビレックス新潟(17位)、大宮アルディージャ(18位)が来シーズンJ2降格が決定。

2017年シーズンは、J2から昇格したクラブ(北海道コンサドーレ札幌、清水エスパルス、セレッソ大阪)がすべて残留した。2005年以降今のリーグのスタイルになりリーグ内のクラブ18チーム、最大3クラブの昇格が行われるようになったが、3つのクラブが揃って残留したのは初(J1は2005年から18チーム。2004年〜2008年まで、J1の16位とJ2の3位との入れ替え戦を実施。2009年以降は、J1の3チームが自動降格。2005年、2009年は昇格クラブは2クラブだったが揃って残留)。
J1とJ2が1999年に分かれて以降、2クラブが昇格している場合は揃って残留は何回か起きている。

また、「昇格クラブ勝ち点5のジンクス」というのもあり、J2からの昇格クラブは、開幕5戦で勝点5に届かなかった場合、J2降格してしまうというもの。2005年以降、この5試合で勝ち点6を獲得したクラブは全て残留しており、逆に5点以下のクラブは全て降格しているためのジンクス。今季の札幌は、この開幕5戦で勝ち点4しか取れなかったが、見事、残留を達成。ジンクスが一つ消えた。
ちなみに、降格ジンクスでは「開幕4連敗したクラブは降格する」というのもあるが、こちらは今季大宮が達成しており、引き続き残ることとなった。

これまでJリーグの優勝チームはオリジナル10のクラブの中からか、その後昇格した磐田や柏からしかでていない。1999年にJ2が新たにスタートした時の10クラブ(J2オリジナル10)、あるいはそれ以降、昇格を初経験したクラブからは優勝クラブが現れたことがなく、一つのジンクスになっていた。今年、川崎フロンターレ(J2オリジナル10)が優勝したことで、このジンクスも消えることとなった。

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