日本代表の2018 FIFAワールドカップロシア大会出場が決定

この日、埼玉スタジアムで行われた2018 FIFAワールドカップロシア大会 アジア地区最終予選B組 オーストラリア戦に勝利した日本代表は、本大会の出場を決めた。開催国ロシア、イラン、ブラジルに続いて、4番目に本大会出場を決めた国となった。

ここまで日本はB組首位に立つも、勝ち点差1でオーストラリアとサウジアラビアがぴったり追いかける展開。残り2試合で1勝をあげれば出場権を獲得できるが、残り2試合がこれらの国との直接対決となっているので、2連敗すると3位にまで落ちる(展開次第では1分け1敗でも)。最終節がアウェイで、この試合が最後のホームゲームとあって、必勝を期して試合に臨むことになった。

試合はオーストラリアがボールを支配するも、ゴールへの意欲は日本が勝りシュート数では圧倒する展開に。前半無得点ですすむも、41分、左サイドの長友佑都選手が3人並んだ相手ディフェンスの裏にクロスを放り込むと、オフサイドぎりぎりで一人抜け出した浅野拓磨選手がきれいにあわせ、先制点を決めた。

後半に入っても前半と似たような展開が続くが、後半37分に試合が動く。相手陣内左サイドで原口元気選手が相手選手と競り合い倒れながらも井手口陽介選手にパスるすると、そのままゴール前にドリブルで切り込む。相手ディフェンスにかまわず右足を振り抜くと、ゴールに突き刺さった。

試合はこのまま終了。日本は2-0で勝利し、アジア地区最終予選B組首位を決めるとともに、本大会出場を決めた。


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