Jリーグが2015シーズン以降のJ1リーグ戦大会方式の変更を発表、変形2ステージ制へ

Jリーグは、この日理事会を開き、2015シーズン以降のJ1リーグ戦大会方式の変更を決定、発表した。これまでの1ステージ制をやめ、変形2ステージ制へ移行する。

Jリーグは、リーグ活性化の試みとして、2ステージ制とポストシーンチャンピオンマッチを実施するシステムを導入する。Jリーグは93年の設立時から2004年シーズンまで2ステージ制を実施(96年は一時的に1ステージ制)。2005年シーズンから現行の1ステージ制に移行し現在に至る。

新たに導入する2ステージ制を変形2ステージ制としたのは、過去に実施された前後期チャンピオンによって年間王者を決定したシンプルな2ステージ制とは異なり、最大5クラブによるポストシーズンチャンピオンシップが行われるシステムだからである。かなり複雑なうえ、ポストシーズンマッチは一発勝負で行われる。シーズン通して一番強いクラブがリーグの覇者という観点からは、現在のホームアンドアウェイの総当たりのリーグ戦が一番わかりやすく各クラブの条件も平等。それを無理矢理、ポストシーズンマッチの短期開催方式で試合をやり直すような形に意味があるかは疑問。

関連外部サイト

  • 2015シーズン以降のJ1リーグ戦大会方式について – Jリーグオフィシャル
  • 大会方式変更にあたってのチェアマンのコメント – Jリーグオフィシャル

2ステージ制移行にあたっては、サポーターの中に根強い反対意見がある。