札幌雪祭り開催

 2/5~2/11までの約1週間、毎年恒例のさっぽろ雪祭りが開催された。W杯イヤーとなった2002年の今年で第53回目を迎える。今年は期間前、期間中に、気温が異常に高くなる日があって、制作中の雪像や完成した雪像が解け出すなどハプニングもあったが、無事終了した。
 毎年、コンサドーレの選手達がシーズン前合宿を札幌を離れて行っている時期に開催されるため、選手達がこの雪祭りを生で見ることはないのだが、市民の祭りだけあって、コンサドーレ札幌が札幌に誕生してからは、コンサドーレ関連のものがこの雪祭りでもちらほらと見られるようになった。まず主役の雪像には、市民参加の小雪像に毎年ドーレ君が見られるようになり、年によっては大雪像になったこともあった。
 すすきの会場で行われている『すすきの氷の祭典』では、今年もスポンサーの協力で、氷でできたコンサドーレ神社が設置された。毎年設置されているもので、今年のお賽銭の合計額は88138円。祭り後、HFCに寄付された。
 今年は雪祭りの新企画として第1回「さっぽろスノーメモリアル・チャレンジ・ザ・ギネス雪だるまづくり2002」も開催された。これは、開催期間中に雪だるまを作り、その総個数でギネスブック記録を目指すというもの。新潟県十日町市で約6300個作った記録が目標となるらしく、そのため制作目標は7千個。雪だるまの設置会場にはコンサドーレの「宮の沢白い恋人サッカー場」も協力しているとあって、その結果が注目されたが、初年度の今年は5538個に終わった。実行委員では、来年こそ、ギネスをめざしたいとのこと。