「コンサドーレ札幌サポーターズ持株会」が札幌の筆頭株主に

この日、北海道フットボールクラブは2億5千万円の増資を行い、「コンサドーレ札幌サポーターズ持株会」が筆頭株主になったことを発表した。昨年11月から募集を開始した持株会の増資募集の入金額が、目標を4千万円以上も上回る2億9千195万円に達した。これは5839口に相当する。

昨年10月の臨時株主総会で増資の上限を2億5千万円に設定したため、集まったうちの2億3千5百万円と法人株主分の1千5百万円をまず18日に増資する。持株会の残りの5千695万円は、三月中旬に開く株主総会で改めて増資を決定し組み込むことになる。
3億円弱の持株会の増資分が全て資本金に組み込まれると、持株会の総出資額は5億5千万円弱。総資産額への資本金比率は20%を越え、石屋製菓の4億円を抜いて筆頭株主となる。サポーターの持株会が筆頭株主なのはJリーグチームでは、来季からJ2に昇格する横浜FCがあるが、J1チームでははじめてとなる。

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