U-19日本代表トレーニングマッチ行われる

この日、国立競技場で開催された日本五輪代表とニュージーランド五輪代表によるキリンチャレンジ2000の前座試合としてU-19日本代表とFC東京のトレーニングマッチ(練習試合)が行われた。この日の試合に先立ち、U-19日本代表候補トレーニングキャンプが3/26から3/28まで千葉県習志野市の秋津サッカー場で行われた。コンサドーレ札幌からは、このキャンプに藤ヶ谷陽介選手(GK)と山瀬功治(MF)選手が参加していた。

試合の方は、平均年齢18歳ながら技術、強さともに勝ったU-19日本代表がFC東京を圧倒した。FC東京がBチームだったこともあり、試合の主導権を終始U-19が握り、前半18分、後半8分と佐藤寿人選手(FW;ジェフ市原)がゴールを決め、2-0で完勝した。注目のコンサドーレの二人は、藤ヶ谷選手が先発GKで出場、山瀬選手は後半森崎選手(広島)に代わってMFとして出場した。実はこの試合、練習試合ということもあって、トレーニングキャンプに召集された21名の選手全員が出場した。GKは三人が召集されていたため、二回交代が行われた。山瀬選手はこの世代の代表候補キャンプに参加するのはじめてのこと。この日の試合は公式戦ではないので、山瀬選手にとってのU-19デビューといえないかもしれないが、同世代の才能あふれる選手達との数日間のキャンプと国立競技場でのプレーには、何か得るものがあったに違いない。

U-19日本代表は、2001年の世界ユース選手権への出場権のかかった第32回アジアユース選手権(11月;イラン)での優勝を目標に、6月にグアムで行われる1次リーグに出場する。

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