第79回天皇杯全日本サッカー選手権が開幕

この日、第79回天皇杯全日本サッカー選手権が開幕が開幕した。全国の32の会場で1回戦が行われ、コンサドーレ札幌は、大阪長居第二競技場で、阪南大学(大阪府大表)と試合を行った。今季リーグ戦では、J2残留が決まってからの最後の二試合、いいところ無く破れたコンサには、今季最後の大会である天皇杯で一矢を報いて欲しいところ。今年の天皇杯では、コンサドーレの選手登録に初めて下部組織であるコンサユースの選手も登録されている。

試合の方は、連敗時からの悪い流れをそのままひきずったような試合展開。それでも、前半23分に深川友貴選手のゴールで先制した。しかし中盤を五分で支配される展開に後半30分には同点ゴールを許し、いやなムードに包まれる。それでも終了間際、ビジュ選手の決勝ゴールでなんとか突き放し、2-1で薄氷の勝利を得た。二回戦は、マインドハウスTC(三重県代表)と室欄で対戦する。

96年に、現在の各都道府県代表、二種登録選手(高校生)の出場も可、のスタイルにリニューアルした天皇杯だが、今年の大会からは、さらに賞金のでる大会へと変更になった。また、今年の大会には、52年ぶりに天皇陛下が観戦することが決まっている。天覧試合が行われるのは、昭和天皇が1947年に天皇杯全日本サッカー選手権の前身大会である東西対抗戦を観戦して以来のことで、この時は、皇太子殿下として観戦していた現天皇陛下にとっては二度目の観戦となる。12/26の東京・国立競技場でおこなわれる準決勝を観戦する予定。

今年は、勝ち抜けば、3回戦でシードのJ1チームアヴィスパ福岡との対戦となる。またこの日、北海道代表の道都大学は、韮崎アストロス(山梨県代表)にPK戦で勝利し二回戦に駒を進めた。

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