コンサの練習を見に行こう!-1-(大同ほくさんコンサドーレ札幌グラウンド編)

みなさんは、コンサドーレの練習を見に行ったことがありますか?スタジアムで見る選手達も、もちろんいいですが、練習場で見る選手達もなかなかのものです。で、当然、行ったことのない人には、「どうやっていくの?」、「何か注意することあるの?」といった疑問が浮かぶわけです。というわけで、今回の小話は、その練習場についてです。
現在、コンサドーレ札幌は、三カ所の練習グラウンドを利用しています。できた順に紹介すると、札幌の東方にある栗山町のふじスポーツ広場、市内にあるコンサドーレ札幌大同ほくさんグラウンド、そしてこちらも市内にある白旗山競技場(サッカー場)です。このうち、月寒にあるコンサドーレ札幌大同ほくさんグラウンドは、交通の便も良く、見学するにはもってこいの練習場です。二話に分けて、紹介するのはこの月寒の『大同ほくさんグラウンド』についてです。

最初の項は、月寒のこの練習場への行き方についてです。この練習場には、一般見学者用の駐車場はありませんし、HFCは、見学に来る人には、最寄りの公共交通機関を利用するように呼びかけています。車での来場は、固く禁止されています。最近では、多くの人が訪れることで、いろいろ問題が起きていますが、それについては二話目で。

最寄りの駅は、市営地下鉄、東豊線『福住駅』です。あるいて20分ほどかかりますが、行く途中には、現在建設中の札幌ドーム(仮称)「HIROBA」も眺めることができて、なかなかいいです。右上の図が簡単な地図です。細部が若干異なっていますが、だいたいこんな感じです。なお、コンサドーレの練習を見学に際には、三つある練習場の、どの練習場で行うのかを、事前に確認してください。さもないと、練習場に行っても、違う練習場で練習していたなんてことになりかねません。
コンサドーレの練習スケジュールは、だいたい一週間ごとに発表になります。ただ、直前になって、変更になることもおおく、心配な方はコンサグッズショップ内コンサファンクラブ事務局(TEL:011-218-3995)、また※時間、場所など変更になる場合がありますので、事前に、また、ファンクラブ定休日(水曜不定期)の場合は、HFC(011-750-2936)まで。

ところで、この月寒の練習場。今年9月いっぱいで使えなくなります。というわけで、この子話も「1ヶ月限定」ものになってしまいました。というのも、このグラウンドは、大同ほくさん(株)とHFCがサプライヤー契約を結び、提供してもらっていたグラウンドなんですが、その契約が三年で、今年の九月できれる。というわけです。大同ほくさん(株)は、契約終了後には、このグラウンドの土地を売却したいそうで、使えなくなるというわけです。そのため、この小話も『月寒の練習場へ行こう!!』という意味合いとともに、『さらば月寒の練習場!!』といった感じのものになってしまいました。(;_;)

  • 【追記新情報】
    • という話だったんですが、大同ほくさん(株)側の配慮により、今シーズン一杯は使用できることになりました。おそらく、11月末頃まで(積雪があるまで)は、このグラウンドで練習を続けるものと思われます。現時点で、来期は、従来の他の二グラウンドに加え、札幌市北部に新たにサポライヤー契約により、グラウンドを確保するという話がちらほらとでていますので、いずれにしろ、このグラウンドは今季限りだと思います。一度も訪れたことない方は、記念にいかがですが。(99.9.10)
  • 【追記新情報】
    • さらに状況が変わって、来年9月末まで使えることになりました。HFCが大同側と交渉、承諾を得たもの。(99.10.03)

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各写真撮影場所マップ

以下の写真の撮影スポットです。ご参考までに。

(1)地下鉄福住駅出口

大同ほくさんグラウンドに行く際の最寄り駅は、札幌市営地下鉄東豊線『福住駅』です。出口は、番出口が一番便利です。写真は、その出口を外から見たもの。

(2)福住駅出口よりドームを望む

札幌市営地下鉄東豊線『福住駅』番出口をでると、前方には、建設中のドームスタジアムの屋根が見えます。とにかくはじめて見た時の感想は、“デカイ!!”。

(3)建設中のドームスタジアム

福住駅から、大同ほくさんグラウンドに向かうには、まず、道路沿いにドームスタジアムに向かって歩きます。地下鉄出口で見た“デカイ!!”ものが、どんどん近くになって、ますますデカくなっていきます。ドームが向かいに見える交差点に来たら、そこを左折します。一旦、ドームとはお別れです。

(4)大同ほくさん(株)出入り口の案内板

ドームの見える交差点を左折して、てくてく歩いていくと、右手に練習場をサプライしてくれている会社である“大同ほくさん(株)”が見えてきます。でも、練習場は、そこではなくて、裏側にあります。間違える人が多いのか、それとも多くの人が訪れるのかは、知りませんが、その会社の入り口には、写真のような練習場への行き方の地図が。地図にしたがって、もう少し歩いたところを右折すると、右手に目的の練習場が見えてきます。

(5)練習場出入り口

これが、大同ほくさんグラウンド入り口。入り口からグラウンドの方を見たところ(北から南を見た格好になります)。右手が、駐車場で、その奥に見えるプレハブのようなところが選手達の更衣室。左手のネットの先がグラウンド。グラウンドの先には、建設中のドームの屋根が見えます。


【大同ほくさんグラウンドMAP】

これで、練習場に到着しました。練習場の地図は右のようになっています。駐車場がありますが一般人(見学に訪れる人たち)の利用はできません。グラウンドは、サッカーコート一面がとれるようになっていますが、結構周辺に余裕があって、広いです。

グラウンドの横が土手になっていて、簡易のベンチが設置してあります。


(6)大同ほくさんグラウンド看板

大同ほくさんグラウンド入り口にある看板。

(7)見学用土手

グラウンドの方へ進んでいくと、土手があって、簡易なベンチが設置されていて、グラウンド再度から見学できるようになっています。左手側がグラウンドです。

(8)マスコミの人たち

見学者用ベンチ(土手)から、練習を見学する際には、ロープが張られていて、奥の方やピッチサイドにまで行ってはいけないことになっています。写真は、マスコミの人たちで取材のためにピッチサイドに立っています。練習場には、このようなマスコミの人たちもたびたび取材に来ていますが、この人達は許可を得て、いろいろなところに出入りしているので、勘違いして、僕も私もと、同じように立入禁止エリアに入ってはいけません。

(9)準備体操する選手達

グラウンドで準備体操する選手達。練習場では、厚別などと違って、すべての選手を見ることができます。お目当てやひいきの選手を見ることもできますし、試合にでていない選手の調子などを知ることもできます。

(10)練習する選手達

ミニゲームをする選手達です。よく練習場に行くと、時に、見学者用ベンチの反対側のグラウンド(要するに遠いサイド)で、練習をしていることがあります。これは、見学者がわずらわしかったりうるさいので、それを避けているというわけでは、必ずしもありません。実は、グラウンドが芝であることが、一因です。芝のグラウンドというのは、夏の季節も芝を養生させることが必要で、一定の期間使用したら、一定期間休ませてやらなくてはいけません。だから、ほんとは、サッカーの練習場の場合、二面以上用意して、一週間ごとに交互に使うなど、いろいろ注意が必要です。
今年は、コンサドーレの練習場は、全体に芝の育ちが悪く、非常にグラウンドコンディションが良くありません。春先、グラウンドコンディションが悪いといって、他のグラウンドを利用したりしたのはそのせいです。昨年、遅くまで使用したことも響いているようです。月寒の場合、トップチームと、ユース(U-15)が、頻繁に使うこともあって、芝を休ませられないようです。
そのためか、ミニゲームなど、グラウンドをいっぱいに使わないような場合は、練習場の中をいくつかのブロックに仮想でわけて、そこをぐるぐる移動しながら、使用することにしているそうです。

(11)練習後駐車場脇でサインに応じる選手

練習場でのコンサドーレの選手の皆さんは、お願いすると、サインや一緒に写真なんかでも、気軽に応じてくれることが多いようです。ただし、練習中は絶対、遠慮しましょう。当然、ヅカヅカとグラウンド内に入っていて、これらの行為を行うというようなことも許されません。練習が終了して、着替えが終わったら、お願いしてみると良いかもしれません。(時に、選手が忙しそうにしている時や、何かの理由があって断られることもあるかもしれませんが)。
ただし、サインや記念撮影に応じてくれるのは、あくまで選手の方々の善意によるものであることを忘れてはいけません。サインしてくれないから、と文句を言ったり、無理矢理追い回したりすることは遠慮しましょう。また、芸能人の追っかけのように、選手に殺到するのはやめましょう。危険なだけでなく、それで選手が怪我でもしたら、取り返しのつかないことになります。