白旗山サッカー場にて初練習行われる

 この日、新しくできた白旗山競技場のサッカー場のオープニングセレモニーがコンサドーレの練習に先だって行われた。オープニングセレモニーでは、清田区三里塚サッカー少年団の子供たちが、コンサドーレのGKディドハーフナー選手が守るゴールに向かって、蹴り初めをした。
 このサッカー場は、札幌市清田区真栄にあるクロスカントリーなどに使用されている白旗山距離競技場の中に作られた。従来は、冬期しか用いられていなかったが、夏にも利用してもらおうと、札幌市が二年ほどかけて整備した。新しくサッカー場ができたことで、冬はクロカン、夏はサッカーなどに利用できることになり、名称も「白旗山競技場」に変わった。新しく作られたサッカー場は、天然芝17,000平米のグラウンドで、国際規格のサッカー場を二面とれる。周囲には、ローラースキーのコースもつくられている。
 オープニングセレモニーの後は、コンサドーレ札幌が初めて練習に使用。この日は、新しくチームに加わったアルメイダフィジカルコーチもチームに合流。早速、コンサドーレの選手達を指導。選手達は新しいフィジカルトレーニングメニューを黙々とこなしていた。コンサドーレ札幌は今後、同グラウンドに加え、栗山町のふじスポーツ広場、月寒の大同ほくさんグラウンドの三カ所の練習場を使い分けることになる。