フィジカルコーチのカルロス・ノベリ氏を解雇、後任にアルメイダ氏

 この日、北海道フットボールクラブは、コンサドーレ札幌のカルロス・ノベリ氏(37)を解雇することを決めた。カルロス・ノベリ氏はウルグアイ出身、83年リバープレート、89年ウルグアイ代表のフィジカルコーチ、94年に来日しPJM(鳥栖)のフィジカルコーチをへて、97年から、フェルナンデス監督らと同時にコンサドーレ札幌のフィジカルコーチに就任した。
 フィジカルコーチは、サッカーそのものの戦術や技術を指導するコーチとは違い、選手の身体的能力や基礎体力の向上、体調や健康を管理指導を専門にするコーチ。ちなみにコンサドーレは、カルロス・ノベリ氏が就任するまでは、フィジカルコーチというコーチ職を置いていなかった。昨年はJ昇格に貢献したが、Jリーグに昇格した今年、コンサドーレは16位と低迷。後半になると体力不足なのか、スタミナ切れから集中力を欠き失点を喫する場面が多く見られた。その責任を取る形での解雇のようである。
 後任は既に決まっており、ウルグアイ出身のフェルナンド・ジョエル・アルメイダ・ゴメス氏(43)。ウルグアイのアトレティカ・アメリカ、グアラニなどのプロチームのフィジカルコーチを歴任後、ウルグアイナショナルチームB代表のフィジカルコーチをしていた。すぐに来日することになっており、17日の練習から合流の予定。