札幌市が札幌ドーム運営会社への負担金についての考えを表明

 札幌市は、第三セクター方式になる札幌ドームの運営会社に、開業までに必要と見積もられている運営経費約17億円ののうち、8割に当たる13億円を負担するという考えをこの日示した。札幌ドームは、2002年W杯札幌会場になるのと同時に、コンサドーレ札幌のホームスタジアムになることが決まっているドーム型スタジアム。このドームは、第三セクター形式で運用されることが決まっており、民間以外の機関が運営する初めてのドームスタジアムになる見込み(東京ドーム、福岡ドーム、大阪ドーム、名古屋ドームは全て民間が運用)。
 現時点では、コンサドーレ札幌がホームゲームを開催する他、西武ライオンズが準フランチャイズに使用することを表明しているが、収支はとんとんになることが予想されており、市財政が悪化している中、市議会でこの支出が適切がどうかもめるのではないかと予想されている。今後、市議会の審議などを経て、負担額は決定される。