ヴェルディ川崎の石塚啓次選手をレンタル移籍で獲得

 この日、ヴェルディ川崎のMF・石塚啓次(22)選手の、コンサドーレ札幌への移籍が明らかになった。1998年1月末までのレンタル移籍となる。石塚選手は、どちらかと言えば攻撃的MFな選手。今シーズン10番をつけながら、V川崎の不振もあって、最近は出場機会に恵まれていなかった。ただ、コンサドーレの場合、攻撃的MFは、現在のところ、揃っているだけに、どのような意図で補強したかは不明。
 JFLの中休みのこの時期、J昇格のかかるチームは、戦力アップに力を入れたようだ。この日明らかになった札幌の石塚選手(V川崎)の他には、川崎Fが、野口幸司(FW;平塚)、長谷部茂利(MF;V川崎)の各選手をレンタル移籍で獲得、本田技研浜松は期待の点取り屋マルクス・ビニシュス・デ・モライス(FW;ブラジル・グアラニFC)選手を獲得している。いずれも、シーズン後半戦へ向けての補強である。後半戦開幕から、登場してくることが予想される選手達だけに、今後の活躍ぶりいかんによっては、各チームともJ昇格を大きく左右するかもしれない補強となっている。